「南京大虐殺」のまぼろし の商品レビュー

鈴木明(著者)

2009/10/04

・35年前にさらに35年前のことについて書いた本。35年前も今もほとんど同じ事言ってる。
・南京大虐殺って、高校の頃日教組の教師に教科書そっちのけで教えられた思い出深いトピック。
・今ではもう声を聞くことのできない昭和12年当時の関係者が、35年前の昭和47年にはたくさんまだ生存してて、貴重な肉声が収められてる。
・これが書かれたのは「中国の旅」のすぐ次の年で、書かれてすぐに日中国交正常化がなされてる。すごいタイミングで良く書いたもんだと思う。
・どう左から右から見ても、30万はねえよ。東京裁判もその後の南京での死刑も無茶苦茶だよ。まともに考えればわかるよ。
・著者が素人であることを良くアピールするから、結論なんかはボヤけてるけど、読者の感覚に近くてリアルとも言える。