1,800円以上の注文で送料無料

テニス、そして殺人者のタンゴ の商品レビュー

2

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/11/10

三十代独身男、ジャズを愛する中島。 ある日、録音テープが一切ないという伝説のジャズピアニスト・伊豆田の演奏テープが発見された、と話が持ちかけられる。その演奏テープを巡って起きる殺人事件。サスペンス部分はそれほど面白くないけれど、登場人物はそれぞれ面白く書き分けられていて(女性につ...

三十代独身男、ジャズを愛する中島。 ある日、録音テープが一切ないという伝説のジャズピアニスト・伊豆田の演奏テープが発見された、と話が持ちかけられる。その演奏テープを巡って起きる殺人事件。サスペンス部分はそれほど面白くないけれど、登場人物はそれぞれ面白く書き分けられていて(女性については下手かな)主人公がジャズと車、テニスについて語るところは少年らしい一本気とさわやかさを感じさせる…と思ったらもともと青春小説を書いていた人だとのこと。 ジャズを詳細に描いているのにタイトルはタンゴである理由も最後にさらりと。 舞台が岩手の盛岡なので、ゆかりのある人は懐かしみながら楽しめます。

Posted byブクログ