軟派にっぽんの100人 の商品レビュー
今や戯画家の長老となっている37才の山藤章二の1974年に初版された文庫本。20人の作家、作詞家、監督などが100人を紹介し、一人一人の戯画を山藤が描いている。その切り口は鮮やかさでその後ブラックアングルで時代と人をパロりながら人物評の内容を越えるその人の本質を描いている。それに...
今や戯画家の長老となっている37才の山藤章二の1974年に初版された文庫本。20人の作家、作詞家、監督などが100人を紹介し、一人一人の戯画を山藤が描いている。その切り口は鮮やかさでその後ブラックアングルで時代と人をパロりながら人物評の内容を越えるその人の本質を描いている。それにしてもこの時人物評を書いた20人の内、現在生存しているのは3人だけ。時代は過ぎゆき、老兵は消え去るのみ。
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