小福歳時記 の商品レビュー

群ようこ【著】

2024/10/14

変わりゆく季節の移ろいの中に、日々の生活の悩みや、その中での小さな喜びが感じられて、面白くおかしかった。年をとって、気力や体力がなくなっていく中で、「毎日を一生懸命生きる」ことを茶化さずに真面目に受け止め直していた。やるべき事柄をひとつひとつクリアしていけるように努力していきたいというところには共感した。群ようこさんのエッセイって、面白くて好き。

2024/03/29

お気に入りの本屋さんの｢選書の旅｣で選んだ本。ちょうど群ようこさんのエッセイを読んでみたかったのでびっくり！出逢いだなぁ。

群ようこさんの生活エッセイ。仲のいいお姉さんの話をうんうん、わかるわかる…とお茶を飲みながら聞いているような気分になる、親しみのあるエッセイだった。

自分の今後にも重なる部分があり、痛いとこつかれた…っという気分にも。
自分が生きやすいように、楽に生きるには、それなりの苦労ももちろん必要なんだ。と、良い感じに現実を見せてくれる。

がんばらない。
しがみつかない。
むりしない。

漢方の先生、わたしにも紹介してほしい…。

2017/11/14

猫の絵可愛い（＾ω＾） 「基本に立ち返る」参考になるなあ。この薬剤師さんのとこ行ってみたいかも。痛いのほぐしてもらうのって後が気持ちいいもんなー。掃除の話もなんかわかるわ〜♪(´ε｀ ) 便利グッズだと楽しくなるんだよね。

2015/03/09

小説すばる掲載のエッセイ集。相変わらずの群家。かつて読んだエッセイでご実家の新築事情を知り「どうしてそこ迄できるのか?」と憤った記憶があったが、再びその感情が蘇ってしまった。ご友人と老後の暮らしを約束しているらしいが、実行に移すとなるとやはり困難らしい。その希望を「三人暮らし」などの物語に反映させているのかなぁ?などと想像した。

2014/06/01

是非和漢の先生を紹介して頂きたく。
フリーで書く仕事(私は描くだけど。そしてまったく売れ度合いが違うけどw)をしていると頷ける。
高祖母、曽祖母が知っている食事、憧れるわ。自分も一人だったら間違いなくやってる。

2012/09/24

群さんの著書　初めて読ませて頂きました。サラッと読ませてもらったが、笑いあったり、そうそうと頷けたりと　何だか親しみやすい一冊でした。イライラしている自分を落ち着かせて穏やかになれる、そんな明るくなれる本でした。

2011/11/23

群ようこさんのエッセイはついつい手にとって、やっぱり面白いなぁと思うのですが 今回のこの本は【食】に関して書いてあるページが 私の意識を変えてくれました。群さんも食事には気を遣っているらしいのですが アメリカのとある研究者の方が「健康について考えるなら、ひいひいおじいちゃんや ひいひいおばあちゃんが知らないものは食べないこと」（←うろ覚え） と言われたことに納得して、実践し始めているそうです。 その土地のモノを土地の料理法を生かして食べることが大事なんだと書いてあって、実際そうだよなぁと頷くことしきり。

2011/11/23

群ようこの新しい本は見つけたら必ず手にとります。
一気に読めます。
一編ごとの最初のページにある挿絵も内容ぴったり！
ビリーズブートキャンプの下りが笑える。
母校で講演（？）をされたそうですが日大の学生がうらやましい。
最新作はいつ出るのか待ち遠しい。

2011/08/25

表紙買いしたので猫エッセイかと思ってたら、食べ物や洋服から家のローンの話までバラエティに富んでました。群さんの本は結構数読んでますが、ご家族由縁の苦労が絶えない方ですね…。

2011/04/25

装丁の抜群の可愛さに惹かれた。
猫との日々をほのぼのと綴ったエッセイかと思ったが、意外にも猫の出番は少ない。めっさ可愛い甘え方が描かれてはいるもののちょっと物足りない。

著者が生活の中で大切にしていることが書かれていて、私にとっても身近な問題が多く、参考になる箇所もあった。
特に「物欲とのつきあい」は、分かる分かるの連続。
体のこと、お金のことなど、考えることがしんどくて、ついつい後回しにしてしまう問題との向き合い方のヒントになるかも。