夏目友人帳(10) の商品レビュー
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こちらは覚えていないけど 向こうはこちらのことを覚えている そんな関係に なんて名前をつけるか そんな名前をつけることが難しい関係の相手にだって 自分ができることを やろうとする ほっておいても良いのに ほってはおけない
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夏目の、昔の知り合い・柴田登場。 (友だちではないよな。向こうが一方的に覚えてただけで夏目にとってはいじめっ子のひとりでしかなかったわけだし。) あとは名取さんと一緒に月分祭に潜入したり。 名取さんとは意見の食い違いもあるけど、今回はお互いに相手の考えもそれなりに受け入れてる感じだった。
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読み直しも二けたとなりました10冊目。 今回は前巻に引き続き夏目の昔の知り合いとの話と、名取さんと一緒に神様の争い問題を何とかする話。 前半の昔の知り合いは確かこの後も出てきたような。。。あやかしとの縁を夏目がつないであげて、嫌な関係だった人と友達になりました、的な結末です。やっぱり今の周りの人たちに夏目も影響されて、それがいい感じに表れた、ということなんでしょうね。 後半は夏目が神様に化けて、名取がその間に問題を対応するというタッグで、どんどん名取さんいい人化が進んでます。 ここのところの一気読みで初めて気づいたけど、一番夏目とあって影響受けてるのは名取さんではないのかと思うほどの変化でした。
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中編2話構成。前段は夏目の子供の頃の知人・柴田君と、淡い想いを抱いた相手・村崎さんのお話。ま、当然ながら村崎さんはやはり人間ではないのだが…異種婚姻譚の少女マンガVer.は、とてもせつない結末を迎えるけど、夏目にとっては、また一人、話のできる相手ができて良かったな、と。後段は、夏...
中編2話構成。前段は夏目の子供の頃の知人・柴田君と、淡い想いを抱いた相手・村崎さんのお話。ま、当然ながら村崎さんはやはり人間ではないのだが…異種婚姻譚の少女マンガVer.は、とてもせつない結末を迎えるけど、夏目にとっては、また一人、話のできる相手ができて良かったな、と。後段は、夏目が「神様」に祭り上げられるお話。ニャンコ先生大活躍! 斑はかっこええなーやっぱ。成り行きで「神様」にされてるのに、役割きちんと果たそうとする夏目の律儀さと、微妙な噛み合わなさ、ぎこちなさを感じさせつつ進展する名取との関係性がいい。
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小学校の同級生と妖との関わり。 豊年を賭け行われる神の勝負。 友人・・・縁・・・巻き込まれる夏目にも得るものがある。 どちらも“ありがとう”が心に染みる話でした。
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昔の知り合いの柴田が尋ねてくる。新たなキャラとして、たまに出てくるかな。 こうして、過去の知り合いが出てきて、夏目の過去が明らかになっていくエピソードは、キャラに深みが出てくるのでおもしろくなる。
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本巻収録作品は相変わらずの好印象だが、その中でも「偽りの友人」がなお良い。そもそも、友達の在り様は様々。小学生よりも高校・大学の友人の方が、人生の中での付き合いという意味では、長続きする場合もある。あるいは小学生での、ある意味容赦のない苛めは、苛められた方はもとより、成長した苛めた側もまた良心の呵責に苦しめられる場合もあろう。本巻の貴志と柴田の葛藤・衝突から生まれた何か、そして柴田の思いは、貴志の未来に新たな可能性を開いたのではないか。そんな読後感が残る一編。
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自分に出来ることなんて限られているかもしれないけれど、それでも精一杯頑張って行きたいと思わせてくれた巻でした。
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豊月様の姿が、華やかで美しいのです。 第三十七話~第四十一話 自分の好きな女の子が妖かもしれないと、夏目の元を訪れたかつての同級生・柴田。夏目は彼のため、そして自分の想いのために手を貸す。 月分け祭り、で豊月さまです。
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「猫ではない!スイーツを愛する招き猫だ!」 ニャンコ先生、食べ物のためならば 自分を貶めることも厭わず。 プライドの捨てっぷりがお見事♡ スイーツと塩モノを交互に食べるあの至福♡ でも、イカとケーキの交互はどうだろう…[笑] 昔の同級生・柴田と妖の恋の話が 切なくてあったか...
「猫ではない!スイーツを愛する招き猫だ!」 ニャンコ先生、食べ物のためならば 自分を貶めることも厭わず。 プライドの捨てっぷりがお見事♡ スイーツと塩モノを交互に食べるあの至福♡ でも、イカとケーキの交互はどうだろう…[笑] 昔の同級生・柴田と妖の恋の話が 切なくてあったかくて大好き。 カタチは失われても温かく灯る想い。 ぞんざいにしても壊れぬこともあり、 大切にしても少しの隙間から零れてしまうこともある。 想いとは儚く愚かで愛おしい。
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