太宰治賞(2010) の商品レビュー

筑摩書房編集部【編】

2011/04/07

太宰治賞２０１０受賞作「あたらしい娘」を読む。（後に「こちらあみ子」に改題）
あみ子の一方的な視点で描かれているが、
読んでいるこちらは、まるで目隠しをされているような感覚になる。とても視界が狭く窮屈に感じるのだ。
あみ子の「記憶に残らない世界」を体感できる作品。

2011/07/16

最初に「予選通過者」の一覧があります。その数の多さに、まずは驚かされました。その激戦を勝ち残り、一等賞をとった作品と、もうちょっとと言われた３作品があります。それらを読んだあとで、「先生方」の選評を読むと、自分がアマチュアの読者である事を思い知らされます。私としては３作品も十分楽しみながら読みました。「お助けマン」も面白かったし、「円盤」も良かったです。次の物語も読んでみたいと思いました。ガンバレ！