夜の虹 の商品レビュー
オリガはエルツベルガー男爵の屋敷に招かれ、オリガの父は死んだのではなく、失踪ではないかと聞き、真相を探り始める。だが数日後、エルツベルガー男爵が殺されてしまう。 レオニードいいよ、レオニード! 今回はわりとレオニードの出番があっておいしい一冊でした。 レオニード→オリガとなって...
オリガはエルツベルガー男爵の屋敷に招かれ、オリガの父は死んだのではなく、失踪ではないかと聞き、真相を探り始める。だが数日後、エルツベルガー男爵が殺されてしまう。 レオニードいいよ、レオニード! 今回はわりとレオニードの出番があっておいしい一冊でした。 レオニード→オリガとなって欲しいですが、この作者さんだと恋愛でややこしいことにはならなそうな……でもそこがいいんです! 事件ちょっぴりラブ路線を貫いてください。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011年5月15日読了 まさかの、一切挿絵なし(笑) なくても全然楽しめるわけですが、コバルトで挿絵なしとか想像だにしてなかったのでびっくりした! 挿絵なしというだけあって、新展開アリのハラハラするストーリー!!ミステリーがさらに深まって、これからどうなっていくのかが気になるところです。 しかし、読んでいてイライラさせられたのはタチアーナの存在。 どっちつかずで、徹底的な利己主義にヒステリー。自分の目的のためなら手段を選ばない。彼女の立場的な問題から利己主義に走るのはいいんだけど、優美に見せてその実ヒステリーがすごいのでこっちとしては疲れる。ついでにご都合主義というか…その都度、自分のいい方に傾くので面倒くさい(笑)読んでる間はずっといや~な気分でした。割り切って悪女になるのなら、もっとスマートな手法を用いて欲しいものだ!! しかし、レオニードはいつもおいしいところ持ってくよね! この話ではロジオンがヒーローポジションのはずなのに、クライマックスではいつもレオニードに持っていかれるような気がするのは私だけか??(笑)ロジオンらしいと言えば、らしいんだけどさ! 当のロジオンはヒーローらしく、でも目立たず、そっとオリガを支える場所にいて、こりゃいつかオリガは彼なしではいられなくなるんじゃないのだろうか…と心配になる(-_-;) じわじわと外堀から攻めていくような感じwww 無意識だろうけど、意識してたらロジオンは相当な腹黒に違いないwwww 新たな謎の人物の登場で、話はまた核心に近づくのかしら??
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期待の続編。前回よりも話が詰まっていて面白かったです。ロシアの文化や歴史がまんべんなく散りばめられているので、そちらの面でもかなり楽しめました。 ゆっくりと距離を埋めて行くロジオンとオリガの関係も目が離せません。そして前作よりも人間味が出てきたレオニードの株が急上昇しました。けっ...
期待の続編。前回よりも話が詰まっていて面白かったです。ロシアの文化や歴史がまんべんなく散りばめられているので、そちらの面でもかなり楽しめました。 ゆっくりと距離を埋めて行くロジオンとオリガの関係も目が離せません。そして前作よりも人間味が出てきたレオニードの株が急上昇しました。けっこういい人じゃないか! オリガのお父さんの謎も動き出し、続きが出るのが楽しみです。
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ジャンル的には心霊ミステリ?背景のロシア~な空気がたまらないし、話の密度が濃ゆいので読み応えもあります。オリガもとっても良い主人公。・・・そしてお相手は誰派かといえば、レオニード株が急上昇中です。
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夜の虹シリーズ2巻目。 1巻は登録&レビューしてないけど登録。表紙がとても良かった&内容も面白かったので、支援(?)したくなりました。 同じ作家さんの『風の王国』シリーズも読んでたのですが、夫が死んじゃった辺りから一人で過酷な現実に立ち向かわなくちゃいけない主人...
夜の虹シリーズ2巻目。 1巻は登録&レビューしてないけど登録。表紙がとても良かった&内容も面白かったので、支援(?)したくなりました。 同じ作家さんの『風の王国』シリーズも読んでたのですが、夫が死んじゃった辺りから一人で過酷な現実に立ち向かわなくちゃいけない主人公が読んでて辛くて、なんとなく遠のいてました。 そうして久しぶりに手に取った『夜の虹』。やっぱり増田さんの絵が目当てで買ったのですが、期待通り面白かったです。しかも2巻の絵はますます好みに!やーやっぱり増田さんの描くキャラクターは可愛い&カッコイイですね!好き! ロジオンとオリガの仲の良さが、1巻の警戒して全く信用してなかったころからのギャップで凄く可愛いです。いやもうロジオン本当にいい人で、なんて言えばいいのやら。自然体で癒しなところがたまりません。 オリガの方は無意識に恥じらいが生まれてきているけど、ロジオンの方にはまだそういう感情は一切なさそう。だがそこがいい。こういう人が意識しだすとどういう反応するのか楽しみですねー。 帯?で「猫系少女と犬系青年!」みたいなことが書かれてたみたいで、初めてオリガが猫系だって気づきました。た、確かにこの最初の警戒心の強さ、気を許してからの素直さは猫っぽい!目から鱗!!ていうか、ただでさえ可愛いのに、そこに「猫系」だなんて要素加えられちゃったら、益々萌えてしまうやないかーい!! 猫と犬の仲が良いのって、すごく可愛いですよね・・・(*´∇`*) アーサーさんは2巻でもよくわからない人のままでした。1巻の時点では、完全無欠すぎてかえって薄気味悪い人だと思ってましたが。(酷い)そりゃ、こんな完璧な人が許嫁だなんて、居心地悪いしやりにくいですよね。オリガの気持ちもわかります。でも今回の話で、いい人なんだなぁとは思いました。オリガへの気持ちはイマイチわからないんですが。大事にしてるけど、惚れてはいないよね。可愛いとか君が死んでしまったりしたら生きていけないらへんの発言は、そういうのが自然に口から出せる人なんだろうなと。 レオニードさんは『風の王国』のガルみたいな立場(人柄?)かと思っていたけれど、思っていたよりもまあ良い人なのかな、と2巻で思ったり。一番笑ったのが、オリガが捜査に邪魔だと言った時の例え。 「君は、ときどき全力で賊を追っている馬の前に飛び出してくるウサギのようで、邪魔になる。助けるのも面倒だ。」 わかるwwwその例え、凄くリアルに想像できる!!!(爆笑) 苦々しく思うレオニードさんの気持ちが、よーく理解できる例えですね、流石あなた天才ですか。 あと、お見舞いに魚をくれたりとか、意外や意外でした。へー、そんな気遣いをするような人だったのね!ちょっと人間的に見直した! とまあ、キャラも皆魅力的だし、お話も歴史背景や宗教・人種差別の問題などが絡んでいて、重い部分も含めとても読みごたえがありました。 不審なおじさんの悪人間っぷりも凄いですね。顔面ローストのくだりは寒気がしました。 全体的に恋愛要素が薄いのですが、むしろそれがイイ。 2巻では本編内でのイラストが無かったことだけが残念です。
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実は途中までしか読んでないけど。 一昔前のコバルトみたいな、ちょっと硬派で読ませるタイプの小説。 結構好きな感じです。
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期待していた続編が出てよかった!なんだか怪しいおじさん出てきたのがすごく気になる………。 それにしても、ロシアの文化っていうのは分かっていたけれど、ヨーロッパとは少し違うんですね。出てくる料理名も、聞いた事のない独特の名前で、一度写真付で見てみたいものです。
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