気にするな の商品レビュー
タイトルが「気になった」ので手にとった本の一つ。 自分とは世代が違う事もあって、「これは違うのでは」と思った箇所もありましたが、総合的に見ると、また読み返したくなる本だと思いました。
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「気にするな」 島耕作シリーズで有名な漫画家・弘兼憲史氏による著書です。出だしは「嫌な仕事でえらくなるより好きな仕事で犬のように働きたいさ」、終わりは「人生、楽しんだもの勝ちですから」で終わります。この本の中で弘兼氏は様々な事柄について話しています。例えば、漫画について、自分の人...
「気にするな」 島耕作シリーズで有名な漫画家・弘兼憲史氏による著書です。出だしは「嫌な仕事でえらくなるより好きな仕事で犬のように働きたいさ」、終わりは「人生、楽しんだもの勝ちですから」で終わります。この本の中で弘兼氏は様々な事柄について話しています。例えば、漫画について、自分の人生について、日本の風潮、政治について、生き方についてなどです。 内容は勿論漫画の話が中心です。弘兼氏がどういう経緯で漫画家になったのか、漫画への思い、そして自分の人生についてなど話題は盛りだくさんです。正直ここまで面白く、なるほどと思いながら読めるとは思っていませんでした。 私としては「すぐに成功しなくていい」から「島耕作の誕生」の流れはとても印象的でした。また漫画以外のテーマでは、日本や人生についての弘兼氏の意見はストレートで気持ちよかったです。特に「ポポ山の25%二酸化炭素削減発言。それを拍手したメディア」や「民主党のお祭りに参加した国民」についての弘兼氏の意見はごもっともだと思いますね。漫画家でありながらこのような現実を見て常識があるからこそ、さらに社会人経験があるからこそ、島耕作のような現実味がある漫画を書けるのだと感じました。 しかし全体としては人生は過ぎていくのだから年を取ることもしっかり楽しむ、自分で出来る目の前のことをしっかりやる、無駄なことなんてない、といったポジティブな言葉ばかりが並んでいます。なので読んでいてとても前向きになれました。 本当に気にしない気にしない。
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漫画家弘兼憲史氏の人生論。インタビューに応える語りを本にしたような文体。弘兼氏は誰よりも仕事をし、どんな経験でも無駄なことはないとポジティブな考え方ができる。また人生は自己責任、誰かのせいにしてもはじまらないと主張。こういう考え方ができる人は成功するよね。
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『気にするな』という題名なので気にしない技術を紹介した本だと思うが、ほとんどそのような技術は紹介されていない。 著者は「課長 島耕作」の作者として有名な弘兼憲史。 内容はほとんど、弘兼氏の自伝のようなことばかり。 大学を卒業して就職し、漫画家になった。 今はこんな生活をしてい...
『気にするな』という題名なので気にしない技術を紹介した本だと思うが、ほとんどそのような技術は紹介されていない。 著者は「課長 島耕作」の作者として有名な弘兼憲史。 内容はほとんど、弘兼氏の自伝のようなことばかり。 大学を卒業して就職し、漫画家になった。 今はこんな生活をしている。島耕作が生まれた背景は・・・など。 広兼氏や、彼の作品に興味がなければ読んでいておもしろくない。 ただ、あまり知られていない漫画家の世界の話が書かれているところはおもしろかった。
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弘兼氏の持論だけでなく、編集者、マスコミ関連、政治、社会風潮などひっくるめて様々な、視点から書かれている。 帯の「閉塞感をぶっ飛ばせ」仕事、人生、そして日本を語る。松下電器に勤めたものの、漫画家へ。キャリアとは何か、生きるとは何か、考えさせられた。実際に、前向きに生きている人は...
弘兼氏の持論だけでなく、編集者、マスコミ関連、政治、社会風潮などひっくるめて様々な、視点から書かれている。 帯の「閉塞感をぶっ飛ばせ」仕事、人生、そして日本を語る。松下電器に勤めたものの、漫画家へ。キャリアとは何か、生きるとは何か、考えさせられた。実際に、前向きに生きている人は、どれだけいるのだろうとも読みながら考えていた。 最後の、くよくよしてばかりで人生を楽しまなければ、損をするのは自分自身です。あまり深刻に考えても仕方がありません。時には、「気にしない」というスタンスも選択肢として存在する。そう考えてもいいのではないでしょうか。人生、楽しんだ者勝ちなのですから。 捉え方次第で、人生は変わるといっても過言ではない一言。共感した。 これから社会に出る自分にとって、励まされた1冊。
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タイトルからすると、もっと投げやりな内容かと思ったのですが、そうではなくて ・自分は自分、他人は他人。 ・110%のところに目標を置いて、ひとつずつクリアしていく という弘兼さんの生き方、仕事の仕方をつづった一冊でした。 そして何よりも本人が書きたかった作品と何度も本書で述べてい...
タイトルからすると、もっと投げやりな内容かと思ったのですが、そうではなくて ・自分は自分、他人は他人。 ・110%のところに目標を置いて、ひとつずつクリアしていく という弘兼さんの生き方、仕事の仕方をつづった一冊でした。 そして何よりも本人が書きたかった作品と何度も本書で述べていた「人間交差点」をどうしても読みたくなってしまいました。そう、人間の裏の世界に焦点をあてて、人の行き方をクローズアップさせる、そんな感動に最近、自分は飢えているのかも。 同年代の男性のみならず、今後同年代を迎える諸氏にもオススメです。
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バランス感覚が取れている、まともな人が、まともな事を書いている。 気楽にさくっと読めるし、仕事関係の付き合いとかで悩んでいる人はいいかも。
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タイトルをそのまま捉えて自己啓発本として読むと的外れな感もあったが、島耕作シリーズが好きな者としてはシリーズの背景等が分かり満足できた。
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多くの人は頂点にたてませんし、計画通りに人生を運ぶことは滅多にできません。 ともすれば、少し寄り道した人のほうがたくましくなるというような例を目の当たりにしているからです。 くよくよしてばかりで人生を楽しまなければ、損をするのは自分自身です。あまり深刻に考えても仕方がありません。...
多くの人は頂点にたてませんし、計画通りに人生を運ぶことは滅多にできません。 ともすれば、少し寄り道した人のほうがたくましくなるというような例を目の当たりにしているからです。 くよくよしてばかりで人生を楽しまなければ、損をするのは自分自身です。あまり深刻に考えても仕方がありません。時には「気にしない」というスタンスも選択肢として存在する。そう考えてみてもいいのではないのでしょうか。人生、楽しんだ者勝ちなのですから。
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自伝的エッセイ。普通のこと、当たり前のことを自分の生き方、仕事に重ねて淡々と語っていく。 人間はアメーバではない(P.166) 高等生物や人間は生まれたときから個体差があります。…すべて能力はバラバラにあるわけで、それを人間が後知恵で平等にしろというのには無理があります。…現在...
自伝的エッセイ。普通のこと、当たり前のことを自分の生き方、仕事に重ねて淡々と語っていく。 人間はアメーバではない(P.166) 高等生物や人間は生まれたときから個体差があります。…すべて能力はバラバラにあるわけで、それを人間が後知恵で平等にしろというのには無理があります。…現在それなりの充足感を得ている人だって、最初から恵まれていた人ばかりではありません。自分を活かせる機会を必死で探したり、たまたま出くわした仕事を必死にやっているうちに、道が拓けたという人がたくさんいるはずです。 誰もがラッキー(P.171) 今の時代、今の日本に生まれたという二つの極が重なっただけで、まず世界中の人から見たらかなりラッキーなのです。 このあたりは「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」に近いものがある。
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