日本の花火はなぜ世界一なのか? の商品レビュー
花火を撮り続ける写真家による花火解説本。読みづらい文章ではあるが日本の花火の緻密さ多様さは十分伝わる。普通の動体視力では識別できない色の変化とか写真では分からない構造、五重芯に見えるが実は四重芯だとか。そして流石本職だけあり本書中の写真が秀逸で花火大会に行きたくなった。
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日本の花火の歴史は1543年に始まったといわれている。360°どこから見てもきれいな球体に花開く花火というのは日本ならでは。一発一発に名前が付けられるほど、職人のこだわりと技のつまった花火。その作り方や打ち上げ方の裏側など、コレを読めばいつもと違った目線で花火大会が楽しめそうです...
日本の花火の歴史は1543年に始まったといわれている。360°どこから見てもきれいな球体に花開く花火というのは日本ならでは。一発一発に名前が付けられるほど、職人のこだわりと技のつまった花火。その作り方や打ち上げ方の裏側など、コレを読めばいつもと違った目線で花火大会が楽しめそうです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目6箇所。日本の花火の歴史は、1543年に始まったとされる、これは種子島に鉄砲が伝来した年で、鉄砲とともに火薬の配合が伝えられた。花火そのものが記録に登場するのは、1585年の夏、皆川山城守と佐竹氏が現在の栃木県で対陣したとき、慰みに花火を焼き立てた、と『北条九代記』にあるのが最初という。日本橋の「鍵屋」は八代目のときに番頭の清七が独立して「玉屋」を起こしたといわれる、「鍵屋」と「玉屋」は両国川で競演するようになり、「たまや~、かぎや~」の時代を迎えるのである。日本の花火を見て育った私は、夜空に美しい、均一な真の球形の花を咲かせ、さまざまに色の変化を見せる花火が、世界の標準だと思っていた、外国の花火は、均一な球形に開かない、しかも美しい色の変かも起こさないものがほとんどだったのである。本書では、日々進化をとげている日本の花火を、わかりやすく丁寧に、豊富な写真とともにご紹介していきます、花火大会などにお出かけの際、あるいはテレビでの花火鑑賞の際などに、手引きとしてお役立ていただければ幸いです。打ち上げ花火は、花火玉を上空に打ち上げるための火薬(発射薬)を、地面に設置された筒の中に入れ、その上に花火玉を置き、発射薬に点火することで花火玉を大空に打ち上げるという仕組みになっている。熊野の花火の起源は古い、約300年前のお盆の初精霊供養が始まりとされ、その伝統は追善供養の打ち上げ花火などとして、現在の大会のプログラムにも生き続けている、打ち上げ花火の総数約1万発、来場者数約15万人。火薬を使って表現する最先端の現代美術は、日本の伝統花火の世界、いやもっとその奥にある、もはや私たちが忘れ果てたように思える初源のエネルギーに向けて、爆発しているように思えるのである。
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とにかく写真がきれいだった。 地元の花火大会じゃ見られなさそうな素晴らしい花火があることが分かった。 何回色が変わるとか、今まで意識して見てなかったから、来年の花火大会が楽しみ。
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[ 内容 ] 花火鑑賞必携!花火写真の第一人者が、入門知識から最高技術までを徹底ガイド。 [ 目次 ] 第1章 名前を知れば花火がわかる(花火の名前を「玉名」という;打ち上げ花火の仕組み ほか) 第2章 花火師の世界を訪ねる(大曲の花火を見て育つ;三つの打ち上げ法 ほか) 第3...
[ 内容 ] 花火鑑賞必携!花火写真の第一人者が、入門知識から最高技術までを徹底ガイド。 [ 目次 ] 第1章 名前を知れば花火がわかる(花火の名前を「玉名」という;打ち上げ花火の仕組み ほか) 第2章 花火師の世界を訪ねる(大曲の花火を見て育つ;三つの打ち上げ法 ほか) 第3章 全国の花火大会を歩く(全国花火競技大会 大曲の花火;土浦全国花火競技大会 ほか) 第4章 花火のルーツ、創造花火、モダンアート(花火のルーツ;信長主催の「花火行列」 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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