1,800円以上の注文で送料無料

世代間格差ってなんだ の商品レビュー

3.4

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2011/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生まれた世代によって格差が生まるという事実に驚いた。今の世代を食い物にして高齢者を優遇している日本の政治に対して不満が生まれた。格差を少しでもなくしていく政策を期待したい。

Posted byブクログ

2011/01/10

30代の人、三人が章ごとに書いている本です。このうち城繁幸さんという方が書かれた「若者はなぜ3年で辞めるのか」という本はベストセラーになっているんだとか。 第一章は城さんの「労働ビッグバンが若者を救う」というもの。終身雇用と年功序列の問題点、新卒でなければ大企業に就職できないと...

30代の人、三人が章ごとに書いている本です。このうち城繁幸さんという方が書かれた「若者はなぜ3年で辞めるのか」という本はベストセラーになっているんだとか。 第一章は城さんの「労働ビッグバンが若者を救う」というもの。終身雇用と年功序列の問題点、新卒でなければ大企業に就職できないという問題などなど、よく言われている問題点を並べています。私としては、当たり前って感じ。かつその当たり前のことを裏付ける情報がちょっと足りないかな・・・。突っ込みたくなるところがいくつかありました。素人向けに手を抜いて書いたのかな?うーん。 第二章は小黒一正さんという方が書かれた「世代間公平基本法」の制定を急げ」というもの。社会保障の世代間格差が大きいので、年金は賦課方式から積み立て方式に変え、年代で公平になるように積立金額を増やすなどのやり方を紹介しています。がしかし、まあデフレ時代だからあえて無視しているのかもしれませんけど、お金の現在価値という考え方が全然入っていなくて、今日のお金の価値も20年後のお金の価値も同じという前提で書かれているので、経済を勉強した人間としては、これも素人だまし?と感じてしまいました。 第三章は高橋亮平さんという方の「ユース・デモクラシーの構築」というもの。年代ごとの人口の割合と有権者の割合、政治家の割合がいびつになっているので、16歳から投票権を与えるべきとか、インターネット選挙の解禁など、いくつか提言をされています。これはまあ、そうだね、という感じでしたね。 そして最後の第四章は同じく高橋さんの「人生前半の社会保障の構築」というもの。 なんかだんだん読む気が失せてきたので、最後は読み飛ばしてしまいました。 もうちょっと新しい議論があるのかなと期待していたのですけど、なんだか分かりきっていることが多くて、かつその解説もありきたりだったので、かなり期待外れでした。まあしかし、若者に立ち上がるように呼びかけ、実際に活動を起こされていることは立派だと思います。ほんと、世代間格差ははなはだしいので、若者が立ちあがって、高齢者優遇を何とかしないと将来大変なことになりますもんね。

Posted byブクログ

2010/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「教育と政治を切り離さずにポリティカルリテラシーの育成を行う。」 「選挙権の年齢を下げて選挙権人口の年齢別分布を平等にする。平成の大合併で地方には将来に関わる大事なことは未成年にも選挙権を与え、144市町村では16歳も住民投票に参加できるようになっている(2005年)」

Posted byブクログ

2010/09/03

クーリエ・ジャポンで紹介されていたため購入。 政治以外の話もあるのかと思っていたがほとんど政治だったので少し求めていたものとは違った。残念。

Posted byブクログ

2010/07/30

(2010/7/29読了)城さんの講演会にて購入。城さんパートは、普段から見聞きしている内容の要約なので復習という感じでしたが、ユースデモクラシーの章は、世代別選挙区くらいは聞いたことあったけど、他はなかなか新鮮でした。なんとなく、政治家っていうのは複雑な利害調整能力が必要だから...

(2010/7/29読了)城さんの講演会にて購入。城さんパートは、普段から見聞きしている内容の要約なので復習という感じでしたが、ユースデモクラシーの章は、世代別選挙区くらいは聞いたことあったけど、他はなかなか新鮮でした。なんとなく、政治家っていうのは複雑な利害調整能力が必要だから、経験を積んだ人=中年以上でないと務まらないものって思い込んでた自分に気付いた。しかし考えてみたら、外資だったら、能力さえあれば若くたってマネージャーに抜擢されて当たり前なわけで、40代にならないとマネジメントはできないとか、日本の年功序列にすっかり毒されていたわ。「審議会などの若者クォータ制」とか、「被選挙権年齢の引き下げ」とかで、積極的に若者の参画を!との主張。

Posted byブクログ

2010/07/29

どんなに不利益な政策が実施されても一言も文句を言わない連中が現代の日本の若者。 日本の未来は暗い、って痛感。

Posted byブクログ

2010/07/12

こういう世代間格差を煽りがちな本はついつい興味をそそります。 問題は著者全員が自分より年下・・・。 こういうときに自分は若者ではないと実感させられます(笑) (ま、さすがに”若者”と思うほど厚かましくもないつもりですが^^;)

Posted byブクログ

2012/07/01

なんか、年寄りって本当に自分勝手。特に60歳以上の人間。とにかく20歳ぐらいからずーっとそう思って生きてきました。戦争だなんだ言ってますが、とにかく都合のいい、おいしいとこどりで逃げ切りを図るやつらとの格差には、本当に怒っています。ということで、本書を購入してみた。

Posted byブクログ