感じる力 の商品レビュー

吉田脩二【著】

2016/07/06

タイトル通り瞑想に関する本と思って読んでいたらなんとなく方向性が違う感じが・・・。

これはタイトル詐欺ですね。

しかし騙された感はないです。なぜなら中身は想像をはるかに超えて素晴らしい内容だから。

農耕民と狩猟採集民の話はある種衝撃的であり目からうろこの連続でした。

これだったら本のタイトルも「農耕民と狩猟採集民」で良かったんじゃないかと思います。

おすすめです。

2015/11/11

瞑想のノウハウというよりはなぜ瞑想が必要なのか書かれている一冊！
あるもので満足し、必要なものは必要な分だけ手に入れてきた狩猟採集民の生き方を見習うべし！

2013/07/11

瞑想のやり方の本ではない。
変われると言い切るのであれば、その実例をもっと具体的に出してほしかった。
いわゆるHow to本ではないので、これを読んでも自己啓発はされない。
大学の論文を思い出させた。

2012/06/30

「瞑想」のノウハウを知るには物足りない内容。

ただ、本当の意味での「自由人」へのヒント
を見つけられる一冊。

2011/04/29

有機野菜・ジョギング・ヨーガ。これらの流行は偶然ではなく、ストレス社会に生きる現代人が「自然回帰」を求めた結果なのだ。

自己自身をどう生きるか改めて考えたいという願いが瞑想志向にある。坐禅やヨーガの瞑想は、人間のもつ自然への回帰願望と関係がある。

農耕生活は自然に近いが、農耕は自然破壊と人間らしさの破壊の始まり、だから本当の自然人とは狩猟採取民。
イヌイット、アボリジニ、アフリカ原住民、ネイティブアメリカン、アイヌなど彼らの自然との関係や精神性は酷似している。

自然への回帰願望を通して、私たちが求める世界とはあるがままに生きる狩猟採集民の世界なのだ。

2010/08/14

ヨガや座禅は身体に意識をおくことからはじまります。瞑想は身体から始まる。
考えるより感じる。
瞑想は呼吸から始まる。自律とは生き氏から独立して働いているという意味です。
瞑想とは無の状態になること。意識はあってないという不思議な状態。
知識は理解され、理解は知識を呼ぶ。
無意識になされた言語の習得は、やがて思考することによって意識的に世界を学び、理解する方向に向かう。
私たちは生まれおちたときから遺伝子によって左右されながらも、様々な環境の中で生き抜こうと努力します。それによって個性とか人格といったものを含めた性格付けがされていきます。自分という人間はそれらが東郷されたもの。この自分という生命体は現実生活の中で心ならずもアナログ障害に陥ってしまうことがある。それはその人の人生の中で必然的に起きたもの。だからといって、アナログ障害によって病を得た人に対して、それは自己責任だと問うことはできない。アナログ障害は遺伝子、聖格、環境という要因が複雑に組み合わされたものだから。

2010/08/08

瞑想というから宗教ぽい話かと思ったらまったく違った。
頭で考えるより肌で感じよがテーマ。
大事なことを何度も繰り返して説明してくれるのでとても内容がわかりやすい。
常に手元にバイブルとしておいときたい。