暗夜行路 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
504P中、70Pしか読めなかった…。残念。どうも、お茶屋遊びが理解できなかった。でも、ところどころに良い表現もあった。 「謙作は最初から父の快い返事を予期していなかった。しかし、予期通りにしろ、やはり彼はかなり嫌な気持ちがした。彼は悪い予期は十二分にしていったつもりでも、それでも万一として気持ちのいい父の態度を空想していたのが事実だった。ところが父の態度は予期より少し悪かった。」 よくあるな〜と。
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志賀直哉の「実存主義」を貫き通した作品。景色の描写がとても巧みで、人の心が揺れる様も手に取るように見えた。長編小説ではあるが、いちばん志賀直哉らしさが現れていて、面白かった。
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