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国境事変 の商品レビュー

3.4

141件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    64

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

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2023/01/30

ジウシリーズ4作目。 東さんのイメージが前と少し違う感じ? ジウとはあまり関係ないけど、題材的に興味のある分野でおもしろかった。 公安っていろんな意味ですごいな。。

Posted byブクログ

2023/01/28

ジウシリーズの4作目。 主人公はジウでも出てきた東警部補。 事変…事件よりも規模が大きい、非常事態や騒乱のこと。 この言葉か出てくる辺りで、物語は一気に動くが、内面描写多めで、動きが少ないのが不満点です。

Posted byブクログ

2023/01/05

いきなりいっぱい人が出てくるからあんまり入り込めなかったけど、後半は面白かったなー。ひとつの殺人事件からこんなでかい話になると思わんかった。視野が広くなると考え方変わるし、何が正しいとかないし、知らない方が幸せな事もある。公安はこわい。

Posted byブクログ

2022/12/25

東刑事は活躍してるけど、「ジウ」とは、そんな関係ない感じ。 現実問題としては、「ジウ」よりありそうで怖い。歌舞伎町封鎖とかより、国境近くの対馬とかの方がね。 捜査一課だけやなく、公安、更には自衛隊と何か危機感でピリピリする… この小説発売当時より、北はミサイル撃ちまくりで、もっ...

東刑事は活躍してるけど、「ジウ」とは、そんな関係ない感じ。 現実問題としては、「ジウ」よりありそうで怖い。歌舞伎町封鎖とかより、国境近くの対馬とかの方がね。 捜査一課だけやなく、公安、更には自衛隊と何か危機感でピリピリする… この小説発売当時より、北はミサイル撃ちまくりで、もっと怖くなってる…昨日も確かやったはず… 防衛費も大幅増加になりそうだし、防衛の意味合いも違って来ている。もう、撃たれてからでは遅いという感じに… 公安の目的が違うのは分かるけど、大義の為には…って考えはなぁ… 警察官に応募してきてる人って、そんな事で、入ってきてる人ではないんで、別枠で募集せんと、実際に働く時に矛盾に悩まされそう… 国民一人一人に向き合うのと、国として向き合うのは違うしな。 面白いけど、何かありそうで怖くなる昨今です! 大どんでん返しありで、面白かった〜! また、続き読も〜(^_^)v

Posted byブクログ

2022/10/25

タイトルがなんかダサいので書店では絶対手に取らない一冊 何となく東弘樹が主人公の作品 今回は新宿がメインの舞台ではなく、タイトル通り国境線近くの島が舞台の話し ジウシリーズあたりの新宿が舞台の作品とは少し色合いが違うが、誉田テイストのドロッとした感じは健在 新宿が舞台のものは少々...

タイトルがなんかダサいので書店では絶対手に取らない一冊 何となく東弘樹が主人公の作品 今回は新宿がメインの舞台ではなく、タイトル通り国境線近くの島が舞台の話し ジウシリーズあたりの新宿が舞台の作品とは少し色合いが違うが、誉田テイストのドロッとした感じは健在 新宿が舞台のものは少々絵空事のように感じられるが、今作は日本が抱える問題に向き合わなければと思わせる一作

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2022/10/15

ミステリーが読みたくて堪らず、でも食指を動かされる作品がなかなか見つからず、アマゾンで探した結果、まだ読んでいない誉田氏の作品を見付けて購入したのがこの一冊。 ジウで知り、ストロベリーナイトの姫川シリーズでファンになった著者のこれまで読んだものとは少し趣が異なる仕上がりでしたが...

ミステリーが読みたくて堪らず、でも食指を動かされる作品がなかなか見つからず、アマゾンで探した結果、まだ読んでいない誉田氏の作品を見付けて購入したのがこの一冊。 ジウで知り、ストロベリーナイトの姫川シリーズでファンになった著者のこれまで読んだものとは少し趣が異なる仕上がりでしたが、大変面白かったです。 対馬で起きた密入国疑惑を描く序章から一転、第一章は新宿で起きた在日三世の朝鮮人殺害事件へと舞台が移ります。 その在日朝鮮人には実は公安警察も関与しており、章ごとにそれぞれの視点から事件が描かれていきます。 時折登場する「私」という事件の黒幕らしい人物が誰であるのか、も興味を引くポイント。 最終的には全てが1つになっていくのですが、単なる謎解きミステリーではなく、対馬という国境を強く感じさせる土地・公安の立場・在日という存在など、様々な社会的問題が盛り込まれていました。 要素が複数になると、時にまとまりのない散らかった印象の作品になってしまったものに出会いますが、本作はちゃんとまとめあげられており、さすがと思える仕上がり。 本作は女性が一人も出て来ないのも、新鮮でした。父親に勧めようかな。 再読はしないでしょうが、満足度は高め。 これからも読み続けたい作家の一人です。

Posted byブクログ

2022/06/14

主人公の東警部補は、ちょっと前に読んだ「ジウ」で活躍した刑事だそうだが、印象にあまり残っていない。その活躍含めて有名となり、良い意味でも悪い意味でも警察では目立った存在。 序章では対馬が出てくる。そんな辺境が何故と疑問が出てくるが、それが最後に明かされる。 在日朝鮮人の殺害を契機...

主人公の東警部補は、ちょっと前に読んだ「ジウ」で活躍した刑事だそうだが、印象にあまり残っていない。その活躍含めて有名となり、良い意味でも悪い意味でも警察では目立った存在。 序章では対馬が出てくる。そんな辺境が何故と疑問が出てくるが、それが最後に明かされる。 在日朝鮮人の殺害を契機に、公安と刑事の激しいバトルが始まる。他の本でも見るが、公安の行動が本当であれば恐ろしい。相変わらず、どこからとも無く降りてくる上部組織からの障害。それを無視する東警部補。同調する仲間も現れ、激しい敵との争闘。 展開は面白いのだが、最後の黒幕とのやり取りが何度読んでも理解できない。米国、反朝鮮、等々、もう少しシンプルでも良かったのではと思う。

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2022/03/26

在日朝鮮人の殺人事件をキッカケに、犯人を逮捕したい警視庁刑事課と情報提供者を守りたい公安が対立する、という話。 警視庁の東さんと公安の川尻さんはいいコンビになりそう。長崎県警の桑島さんもカッコよかった。 川尻さんと桑島さんは是非今後も登場してほしい。 今のロシアを見ていると情報統...

在日朝鮮人の殺人事件をキッカケに、犯人を逮捕したい警視庁刑事課と情報提供者を守りたい公安が対立する、という話。 警視庁の東さんと公安の川尻さんはいいコンビになりそう。長崎県警の桑島さんもカッコよかった。 川尻さんと桑島さんは是非今後も登場してほしい。 今のロシアを見ていると情報統制はインターネットがこんなに普及している現代でも有効なんだと実感した。 自分のまわりには、在日朝鮮人の方がいないので実感はないが、今の北朝鮮の動きを見るとこの本のようのような公安の動きがあっても不思議ではないと感じた。 時間がなくて、一気に読めなかったが、1週間くらいで読めた。

Posted byブクログ

2021/11/10

これは〈ジウサーガ〉で言うと歌舞伎町封鎖事件から2年後の話。東主任は警視庁捜査一課殺人班第六係に所属が変わっていながら、新宿で在日朝鮮人が殺された捜査を担当する。 「国境事変」というタイトルのとおり、今回は国防、つまり警備部であり公安外事課が絡んできて、いわゆる「公安」という部署...

これは〈ジウサーガ〉で言うと歌舞伎町封鎖事件から2年後の話。東主任は警視庁捜査一課殺人班第六係に所属が変わっていながら、新宿で在日朝鮮人が殺された捜査を担当する。 「国境事変」というタイトルのとおり、今回は国防、つまり警備部であり公安外事課が絡んできて、いわゆる「公安」という部署の警察官の仕事がどのようなものなのかを知ることができた。 その任務は精神的にとても過酷であろうと思われる。特に今回メインとなった公安外事課の前田班というところは、在日朝鮮人が経営しているとある会社を文字通り徹底的に監視するのだが、絶対に監視がバレてはいけないため、目の前で起きていること(たとえ強姦であっても首吊り自殺であっても)に介入できないし、誰か知らせることもできないのだ。なんと辛い仕事なんだろう。 東警部補が追う殺人事件と公安が監視している会社での事件や北朝鮮側の思惑、在日朝鮮人の差別など複雑な国際問題が絡み、クライマックスで意外な人物の正体が明かされたり、ラストでお前はそっちに行ってしまうのかー!というオチがあって、物語としては楽しめたんだけど、英男のような在日朝鮮人が今も現実世界のどこかで悲しんでいたり苦しんでいるのだろうか、とか北の問題に思いを馳せさせる作品だった。

Posted byブクログ

2021/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジウで活躍した東刑事のスピンオフ。 対馬で起きた在日朝鮮人事件をきっかけに対立する公安と警察。 東は公安の川尻と己の信念をかけてこの事件にかかわっていく。 相変わらずの公安嫌いの東で、独自の捜査で真実に向かっていくが、真実を隠したい公安といざこざが~~。 この一冊だけだとわからないんだけど、気が付くとジウサーガの一角を担っているので、ちゃんと順番通りの読むことをお勧めします。

Posted byブクログ