葉煙草の罠 の商品レビュー
山村氏の初期の長編。この時点でスタイルはほとんど完成している感じ。ただ動機が嫉妬や怨恨ではなく、政治や企業の暗闘にあるのが、収まりの悪い印象。ミステリ的にはお手軽な密室トリックがあることくらいしか、言うべきことのないのが残念。
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観光案内をしていた外国人客が殺された。 疑われる彼女をよそに、フリージャーナリストの夫は大喜び。 ジャーナリスト仲間を一人加え、3人で事件を追っていく羽目に。 事件そのものは、ただの会社関連の話かと思いきや 大物が出てきたりして、もうがっちり経済界方向へ。 …なのはいいのですが...
観光案内をしていた外国人客が殺された。 疑われる彼女をよそに、フリージャーナリストの夫は大喜び。 ジャーナリスト仲間を一人加え、3人で事件を追っていく羽目に。 事件そのものは、ただの会社関連の話かと思いきや 大物が出てきたりして、もうがっちり経済界方向へ。 …なのはいいのですが、問題は夫。 人として尊敬できなさそうになったら、それはもう 無理だと思います、結婚続けるの。 昔の夫がいかに格好よかったか、と言われても 人間日々変わっていくわけですし…。 割り切るつもりがないのなら、一緒にいてもマイナスだらけ。 そこがなんかもう、空しい感じがして たまらなくなってしまいました。 話というよりも、面白くなかったのは人間関係。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
はたばこ と 読むのかた思ったら シガリロ と ふりがな がふってありました。 山村美紗の初期の頃の作品です。 山村美紗長編推理選集 第4巻 に入っている。 図書館などで調べる際には要注意。 愛知県の東浦町と豊橋市の図書館にはどちらも蔵書している。偉い。
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これもごくごく初期の短編集。 この中の「化粧」という作品かな?長短編なんだけど、個性的なミステリーでうならされました。
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