言葉の煎じ薬 の商品レビュー
正しい日本語使用の手本となるべき知識人(作家や学者やジャーナリスト)の言葉の乱れを嗤い、糾弾し、嘆く、楽しくも辛辣なエッセイ集。『小説推理』連載の50本を収める。1本当たり4ページと短いので、深い掘り下げはないが、さくさく読む快感を味わえる。 装丁がとても素敵です。ほの暗い背景...
正しい日本語使用の手本となるべき知識人(作家や学者やジャーナリスト)の言葉の乱れを嗤い、糾弾し、嘆く、楽しくも辛辣なエッセイ集。『小説推理』連載の50本を収める。1本当たり4ページと短いので、深い掘り下げはないが、さくさく読む快感を味わえる。 装丁がとても素敵です。ほの暗い背景は百味箪笥、その前に置かれた薬研(やげん)がかすかな光を受けて静かな存在感を主張し、それと拮抗して、白抜きの書名と著者名が、刻印を押したようにきりりと名乗りを挙げています。文字の強さと美しさを活かしたシンプルな装丁は、いくらながめても飽きません。撮影は山田和幸氏、ブックデザインは日下潤一氏+長田年伸氏。
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http://www.seojukublog.jp/supplement/20110527194428.html
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このシリーズは初めて読みました。「村八分」「食」など、誤って覚えて、使っていたことを知り、冷や汗がたらり。「すべからく」は知っていたけど。
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