恋する空港 の商品レビュー

新野剛志【著】

2019/01/16

空港で働く主人公を取り巻く色々。
お仕事小説。
すらすら読める。日常なのでこれといった起承転結はないけれどほっこりするかな。

2010/11/28

あぽやんが面白かったので、すごく楽しみながら読めました。枝元さんという新しい人物が今回は内容を面白くさせてくれます。感動させる話もあり空港という特殊な場所での出来事がいろいろあって楽しめました。

2010/09/28

成田空港勤務のとある旅行代理店社員の話。
上司や研修中の同僚、カウンターの女子社員、それに顧客たちを相手に、今日も仕事をこなしていく。
1タミ2タミ（第1ターミナル・第2ターミナル）、レイトショウ（客が集合時刻に遅刻すること）など、業界用語が出てきたりするし、仕事場の風景が細かく描写されていたりする。業界の小ネタがそこここに挟まっているので、取材して書いたのかと思いきや、ウィキペディアによれば作者は元旅行会社勤務だったとのこと。
出出しはつまらないかと思ったが面白かった。第2章辺りからするすると読み進んだ。

2010/09/07

シリーズ第二弾。
新人だったスーパーバイザー遠藤もすっかり成長し、今回は教育係として、大活躍。
前シリーズでは、恋に敗れてしまった遠藤の新しい恋の行方にも注目。

2010/09/01

あぽやん、遠藤くん。
なんだか前作よりしっかり者になってます。
それもそのはず、後輩ができたから！
その後輩（といっても年齢は一緒）の枝元くんはこれまた頼りなくてお調子者で、けど憎めないキャラの持ち主。
二人がコンビになって今回も空港でいろんな事件が起こります。
遠藤くんや枝元くんにとっては空港は仕事をする日常の場。
でも彼らが担当するツアーのお客様にとっては、空港は旅の始まりの特別な場所。
だから旅を気持ちよく始められるよう、遠藤くんはかけずり回るのです。

仕事に対する真摯な姿勢、恋に対しては鈍感で臆病な遠藤くんをますます応援したくなりました。

2011/07/16

気分的には私の若かりし頃の連続テレビドラマを見ている様な気分になれる本です。テンポよく進んで映像が目に浮かんでくる物語です。仕事も一生懸命するし、恋もして。様々な障害が出てくるけれど、なんとか乗り越えていくってところが、ドラマっぽいです。この主人公は恋多き青年です。１冊目で恋を告白した相手がいたのに、この２冊目でも違う女性に告白してしまいます。１冊目の女性が海外留学から帰ってきたら修羅場が始まるのかなぁと心配になってしまいます。

2010/08/11

読了。あぽやん２だけに、一作目ほどのエピソードの面白さは・・・・・(~_~;)　森尾ちゃんとの・・・・・は、まあありかな。読み進めるうちに、某航空会社の関連会社風に読み替えてしまう、ってか？

2010/08/03

あぽやん第２弾。
前回と同じく、ドタバタハラハラで面白かった！
人物相関をさっぱり忘れてしまってましたが…。

2010/07/16

『あぽやん』の続編です。

旅行会社大航ツーリストでは利益を生まない空港勤務のことをエアポート＝APO『あぽやん』と呼んだ。
島流しとも言われる空港所勤務に飛ばされてやる気をなくしてた主人公遠藤。
遠藤が空港で様々なトラブルに巻き込まれていくうちに『あぽやん』の大切さやりがいにに目覚めて成長していくのが前作でした。

前作で一人前のスーパーバイザーになった遠藤が今度は枝元という同年代の新人を指導する立場の人間になります。
枝元は本社採用の正社員じゃなくてグアム現地採用のスタッフだった。
やる気はあるし愛想はいいんだけど、憶えは悪いし仕事も遅くミスも多い。
熱血指導員の遠藤はそんな枝元にイライラしっぱなしなんだけど本人はそんなことはおかまいなし。

人が死んだり、生まれたり、台風がやってきたり、相変わらず空港ではいろんなトラブルが発生していろんなドラマが生まれる。
遠藤って真面目で悪い人間じゃないんだけど誤解も受けやすい性格なんですよね。
スーパーバイザーとしては一人前でも指導者としてはちょっと余裕がない感じで読んでてもうちょっと枝元のよい面を引き出してやれよーなんて思ってしまう。
空港所って周りは女性だらけの職場で前作では割と女性陣を味方につけてたんですが今作では敵に回して孤立してしまったりする。
でもそれもこれも『お客様を笑顔で無事に旅行に送り出す』それだけのためなんです。
いろんなトラブルをなんとか切り抜けてやっていく毎日に今度は大問題が振りかかる。
親会社大航の経営状態悪化からのリストラ『空港所閉鎖』
そんなときに遠藤に銀行重役令嬢との結婚話が持ち上がる。

読み始めたときは前作のほうが面白いかなぁっと思っていたんですがリストラによる空港所閉鎖とか現実にも起こりそうな問題が絡み始めて俄然面白くなりました。
前作のときからちょっと気になっていた森尾との恋愛ドラマもハラハラさせてどうなっちゃうのか？

読後感が爽やかな気持ちで楽しめるエンタメ作品でした。

2010/06/27

立派な『あぽやん』になったなぁと感慨仕切り。
でも恋の行方は！え！！新しい彼女って！！！
『以下続刊』って展開なので次回作に期待。