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死のある風景 の商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2020/11/14

これぞアリバイ崩しだよね こういう堅実で硬派なミステリを書き続けた鮎川哲也という存在はやはり偉大 最後に明かされるトリックも納得 気づかないもんだね

Posted byブクログ

2020/08/26

まやゆたかの解説を読んで、 感じるところがあった 唐突に解決が来るのではなく、 調査してこれではないかと? 推測をたてて検証をして その仮定が楽しい というような ミステリをラストだけで、評価するなら不要だが 長いミステリを面白いと思わせるにはそういった部分が必要だろう

Posted byブクログ

2017/11/04

途中どうつながるのかと思ったけどつながったねー。 しかしつながってからもなかなか難しくて、これ残りページすくないけどどうなるの、って思ったけど納得の結末だった。 読んでて気持ちいい作品でした。

Posted byブクログ

2017/12/17

初の鮎川さんの作品。メインのトリックもサブのトリックもよく出来てる。発表年代が1965年と古い。電報とかの時代だもんなぁ。時刻表トリックも出てくる。http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou19701.html

Posted byブクログ

2011/03/31

再読。 個々の事件の繋がりが判明し、犯人が絞り込まれていく過程がスリリング。さらに著者お得意のアリバイトリックと緻密なロジックが愉しい。完璧に思われた犯人の計画がわずか1章のみ登場する鬼貫により崩されていくさまは圧巻の一言。

Posted byブクログ

2011/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鬼貫警部シリーズ 阿蘇の噴火口に身を投げ自殺した石山真佐子。婚約者・百済木忠雄医師と金沢旅行中に疾走し米軍基地付近で射殺死体となって発見された看護婦・春日鶴子。上野で発見された凶器のけん銃。事件を嗅ぎまわるトップ屋・桑原義典の死。桑原が送った電報。元の恋人・塩沢可久子を捨て鶴子と婚約した百済木。百済木医師に豊胸手術を受けた真佐子。手術の失敗。桑原に情報を流した看護婦の正体。交通事故に巻き込まれた可久子。偽名を使い病院から消えた可久子。    2011年1月22日再読

Posted byブクログ

2009/10/04

作者お得意のアリバイトリック。ふたつの殺人事件は、それぞれが独立した短編小説であってもおかしくない。そこにひとつの自殺が絡んでくることによって、個々の事件は見事にリンクし、第一級の長編ミステリへと様変わりする。犯人を推理することは比較的簡単。本作品はミスリードも特にない。しかし、...

作者お得意のアリバイトリック。ふたつの殺人事件は、それぞれが独立した短編小説であってもおかしくない。そこにひとつの自殺が絡んでくることによって、個々の事件は見事にリンクし、第一級の長編ミステリへと様変わりする。犯人を推理することは比較的簡単。本作品はミスリードも特にない。しかし、犯人の些細なミスから真相を導き出すのは至難の業である。

Posted byブクログ