やさしい傷跡 の商品レビュー
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久しぶりに乗った車がエンストしてしまい、立ち往生し、途方にくれていた童話作家・槇原宙彦。 そんな彼が悪戦苦闘しているところを助けてくれたのは、中古車のディーラーだという宇多田志朗。 エンストの上に、貧血を起こして倒れかけた宙彦を助けてくれた挙句、自宅へと送り届けてくれた上に、食事を作ってくれ、介抱してくれた志朗。 それ以来、何かと宙彦の面倒を見てくれる。 植木の手入れや、電球の取り替え、棚の修理…… 持ち前の器用さで、次々と仕事をこなしてくれる志朗に対して、宙彦は申し訳なく思いつつも、嬉しく思っていた。 過去の事故により、人との関わりを避けてきた宙彦だったが、年下の志朗に徐々に惹かれ始め…… というような話でした。 志朗は、宙彦よりも年下の19歳だけれど、長男体質で、困っている人を放っておけないタイプ。 なので、ついつい宙彦の世話も焼いてしまう。 けれど、志朗にもそれなりに若くて危うい部分と、志朗の過去から変に老衰しているように見える部分と、両方がきちんと描かれていて好感度がめちゃくちゃ高かったです。 余り年下に見えないしっかりものだけれど、どこか憎めない攻めと。 ずっと人と距離を保っていたため、うまく人と関われない美貌の受け。 というカップルでした。 しっとり系王道BLなので、ちょっとしんみりしたいでも最後はハッピーエンドがいい! という人にはオススメです。
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穏やかに流れるお話でした。ゆっくりと二人の距離が縮まり惹かれ合っていく描写が素敵だった。志朗が事故に遭って、病院にかけつけた宙彦がはらはらと泣いてたところグッときました。なんか後半部分は、うるっとくるシーンが多かったです。
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穏やかにやさしく流れていくストーリーに癒されました。二人の初めてのキスシーン、しっとりと美しくて好きです。崎谷さんの古い作品ですが、天候を絡めた情景描写の文章が素敵で、それは今も変わらない崎谷さんの魅力のひとつですね。特に本編ラストシーン、冬の早朝の庭の景色と、二人の柔らかな寝顔...
穏やかにやさしく流れていくストーリーに癒されました。二人の初めてのキスシーン、しっとりと美しくて好きです。崎谷さんの古い作品ですが、天候を絡めた情景描写の文章が素敵で、それは今も変わらない崎谷さんの魅力のひとつですね。特に本編ラストシーン、冬の早朝の庭の景色と、二人の柔らかな寝顔が映像のように脳内に映し出されました。
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ノベルズ文庫化 宙彦って名前に全く萌ない。 名前についてどうこう思ったことないけど、あんまりにも好みじゃなさすぎて…。 いい空気の流れてるお話。 絶対に味方になってくれる家政婦さん、思いっきり悪役の親戚のおっちゃん等々。 お互いが持つそれぞれの過去の傷。 理解しやすい展開と心情で...
ノベルズ文庫化 宙彦って名前に全く萌ない。 名前についてどうこう思ったことないけど、あんまりにも好みじゃなさすぎて…。 いい空気の流れてるお話。 絶対に味方になってくれる家政婦さん、思いっきり悪役の親戚のおっちゃん等々。 お互いが持つそれぞれの過去の傷。 理解しやすい展開と心情で、ひきこまれる。 きれいな日本語(?)が使われていていいなぁっと。
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