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墨色の美しさと用具 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2024/08/19

書の本は 必要があるときに必要な部分を参考にさせてもらうことが多いため 通読することはほぼない 墨色に行き詰まり 以前購入した本をパラパラとめくってみたところ 持っている知識の確認と 新たなたくさんの事柄と技法に夢中になれ 自分自身が成長しているのかもと思わせてもらえた 書道...

書の本は 必要があるときに必要な部分を参考にさせてもらうことが多いため 通読することはほぼない 墨色に行き詰まり 以前購入した本をパラパラとめくってみたところ 持っている知識の確認と 新たなたくさんの事柄と技法に夢中になれ 自分自身が成長しているのかもと思わせてもらえた 書道を始めたばかりだと何のことやらかもしれないが 初心者を抜け出たくらいで 筆墨硯紙(特に墨と紙)をもっと知りたい人にはおすすめ

Posted byブクログ

2011/04/04

書を歩む者の傍らにある、用具。 立派な書の作品を書くため、心は自分なりの最良に努め、技は自分にとっての最良の用具を揃えておく必要がある。 墨、画仙紙、硯、筆といった書道における用具について、基本から玄人の域にまで様々述べてある。 墨であれば膠。ここで墨の良し悪しが決まるらしく...

書を歩む者の傍らにある、用具。 立派な書の作品を書くため、心は自分なりの最良に努め、技は自分にとっての最良の用具を揃えておく必要がある。 墨、画仙紙、硯、筆といった書道における用具について、基本から玄人の域にまで様々述べてある。 墨であれば膠。ここで墨の良し悪しが決まるらしく、良い墨であれば保存に気をつけつつ何年も持たせる事が出来るという。 しかしながら、古ければ良い、というわけではない。製造法や保存にもよるが、やはり古墨と呼ばれるものは膠も少なく、コシが足りないらしい。 そこへ新墨を多少加えて使う方法を好む人もいるとか。 紙、硯、筆についても同様で、良し悪しを超えたところで個々人の好みによるのだ。 かすれが好き、水の吸い方が好きなど多々の好みに合ったところで道を見つけるのが玄人と呼ばれる存在なのだろう。

Posted byブクログ