13歳からの心を強くする子育て の商品レビュー
親として教師としての目線で書かれていて、父親のあり方ににも触れている点が良かったし、色々とハッとさせられる内容が多かった。思春期の子を持つ親に「親になる覚悟」をって。そうだな、それだなと。これから自分の意識を変えていこうと思った。
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赤ちゃんは、肌を離すな 幼児からは、肌を離しても手を離すな 小児からは、手を離しても目を離すな 少年からは、目を離しても心を離すな 理屈ではわかっていても中々、自分が子の年代の子どもたちに接するとなると情が移ってしまって中々上手くいうかないのも事実。 覚悟を持って子ども達に接す...
赤ちゃんは、肌を離すな 幼児からは、肌を離しても手を離すな 小児からは、手を離しても目を離すな 少年からは、目を離しても心を離すな 理屈ではわかっていても中々、自分が子の年代の子どもたちに接するとなると情が移ってしまって中々上手くいうかないのも事実。 覚悟を持って子ども達に接するしかないのだろう結局。 著者の生育歴も結構複雑で、こういう方の話だと色々なところで妙に説得力がでる。ただ、やっぱり文調が学校の先生っぽいのは当たり前というかなんというか、自分の学校の先生に対する過去の思い出が蘇ってきてしまって少々つらいかな。
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獨協埼玉中高の校長で、国語教諭だった著者による中高生男子の特徴や親がどう接していくのかということを、教師として、また親としての立場から述べたもの。 分かっていることではあるけれども、いろいろな本でも何度も触れると、おれの中で定着してくるという感がある。「だいじょうぶ、間に合う...
獨協埼玉中高の校長で、国語教諭だった著者による中高生男子の特徴や親がどう接していくのかということを、教師として、また親としての立場から述べたもの。 分かっていることではあるけれども、いろいろな本でも何度も触れると、おれの中で定着してくるという感がある。「だいじょうぶ、間に合う。」(p.28)という声掛けをして、「悩みの糸がからんでほぐせない状態のときには、解決策よりまず安心感を与えるほうが先」(同)というのは、何とか実践できている感じがする。同じように、「悩んでいる状態を肯定してあげることです。なによりも、揺れ動く子どもを『それでいいのだ』と安心させることが大切なのです。安心すれば、自然とプラス思考も芽生えてくるものです。」(p.31)という部分もよく覚えておきたい。教師は(大人は)すぐ何らかの解決策を与えようとしてしまい、一般論みたいなことを適当に言って失敗する。あとは「悠々として急げ」という開高健のことばはいいことばだなと思った。「いま焦る必要はない、こころはつねに悠々として未来を見据えていろ、しかし、自分がいまなにをなすべきかは自分なりに考えて、今日できることを行動に移せ、それが『急げ』ということばの意味だ」(p.55)という部分、使いたい。同じように「いいことば」としては、「ナチスに捕えられて刑死したドイツの神学者、ディートリッヒ・ボンヘッファーが残した」(p.99)という、「善の敵は悪ではなく、愚かさだ」があった。このことばは、最近トランプが大統領に選ばれたニュースを思い出させてしまう。最後に、過保護な親というのはとても多いが、「愛情の発露としての過度の介入をすればするほど、親自身が目をくもらせてしまう」(p.161)というのを、よくよく親に説明してやりたい気持ちになった。この本と『男の子がやる気になる子育て』は結構似ていて、姉妹編、という感じなので、どちらか一冊でも読めばよい。こちらの方は、著者自身の子育ての様子が含まれている点がやや異なる。(16/11)
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親としての「覚悟」まだ出来ていなかった自分に気付きました。 子供に「乗り越えてもらう」「またいでいってもらう」日が来る事を楽しみに待ちたいと思います。
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子供は4歳だが、非常に参考になった。 特に、父親としての指針となる内容が多く、面白かった。 また、子供が10代になったとき読み直したい本だ。
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元々は後輩たちの指導に役立つと思い手にしたもの。 具体的な話が多く、とても参考になった。 父親のあり方について考えるきっかけになった。
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13歳からの〜とあるが、もうすぐ3歳になる我が子との関係においても、十分魅力ある内容の本であった。 子育て。とは、つまり「親育て」である。 そう、はっきりと、気付かされた。 そして、「近所の大人(他人)」の尊さを、改めて感じた。
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