死の文化を豊かに の商品レビュー
進歩を続ける医療技術に対して不足する医師や看護師。その背後で進む高齢化。今後在宅死や在宅看護・介護はますます身近なものになっていくだろう。その中で「死」を考えることももっともっと身近なものになっていくと思う。 自分の「死に様」を考えるきっかけになる本だと思う。
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野の花診療所以前のものも、たくさん。 日々の仕事に死が数多く含まれている中で、死もまた日常ととらえること。死と笑みが共存しうること。毎日の仕事がある中で、その根本を問い直し続けることができるということがすごいと思う。 徳永先生が拾い上げる死のエピソードがこんなに人を惹きつけるのは...
野の花診療所以前のものも、たくさん。 日々の仕事に死が数多く含まれている中で、死もまた日常ととらえること。死と笑みが共存しうること。毎日の仕事がある中で、その根本を問い直し続けることができるということがすごいと思う。 徳永先生が拾い上げる死のエピソードがこんなに人を惹きつけるのは、そのまなざしあってこそ。文化の端緒となりうる方だ。
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長年の臨床経験に基づく言葉の一つ一つが重く、深い(自分にはピンと来ない箇所もいくつかあった)。著者は医師だが、詩人や哲学者の顔が随所に見られる気がした。
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