非実在青少年“規制反対"読本 の商品レビュー

サイゾー,表現の自由を考える会【編】

2011/05/05

東京都の表現規制問題について。
まっただなかで動いた人たちの視点からまとめ。
こんな流れになっていたのか。おそろしすぎる。

なにが悪いのか（恣意的に運用できる曖昧さや、効果が疑わしいこと、実在と非実在の混同など）を訴えても、「わかりやすい」言葉（子供の安全より表現の自由のほうが大事だというのか！？という非難）にすりかえられてしまう。
そのやり口が『手招くフリーク』にあったピノキオ問題によく似ている。

今回の件でよかったことは若い世代が政治にコミットすることの大切さに気づいたことだねって話に、自分の身に降りかかって初めてわかるという言葉を思う。
政治・運動フォビアがそこここに感じられるのが悲しい。