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血統 の商品レビュー

2.8

12件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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  5. 1つ

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2012/04/10

読み手には原因がすぐわかってしまうので、作中でなぜわからないのかもどかしい。ストーリーは好みではないけどこの作家さんの中では文章が読みやすかった気がする。関係ないけどタイトル見るとどうしても「チャム」と続けたくなる。

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2012/01/16

日本画家の家に生まれ、血統の重みに耐えかねた一雅は洋画しかもペット絵の制作家として生きようとする。 仕事柄交流のあった真っ白なダルメシアンの交配に打ち込むブリーダーが狂犬病で死ぬ。 もしかしたら自分もという状況で彼を全力で支えるあかり。最後に救いがある結末。

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2011/10/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいる最中に思ったのが、 (狂犬病って、スカンクもなるんだ?!) でした…無知…。 そして、スカンクの悪臭は人工的になくせるんですか。 全く主題とは関係ないところが気になって、気になってしょうがない。 曖昧な終わり方が好きではないので、その点でも微妙。

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2011/08/26

犬の血統と絵描きの血統が組み合わさって面白い…?と思いきや、不明や足りないところか多いような…最後助かってるといいけど…

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2011/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん。気分は☆2.5。 「天才たちの値段」を拝読した時も思ったのですが、どうやらこの作者との「ココが面白い!」というツボみたいなものが完全に違うようです。 なので、非常に興味深い題材であるにもかかわらず、ちっとも読んでいて心が躍らないのです。 この作品も、結局どこに焦点をあててよいのやら。 様々な要素がちりばめてありましたが、いかんせん上手く絡んでいるという感じがありません。 黄色と白の女性は、結局前振りみたいなもんでしたし。 全然重要じゃありませんでしたね。 怪しいブリーダーも、出てきてさっさと死んじゃっただけでした。 後半は狂犬病のほうに内容がシフトしてしまい、てっきり交配のことや絵画のことについてもっと掘り下げた内容になるのであろうと思っていたこちらとしては「アレ?」という印象がぬぐえませんでした。 血統ねえ…… これが犬に繋がるのもなんかイマイチ。 運命的な繋がり、的なものじゃなかった。 日本画家パパの手紙が一番リアリティがあってヨカッタ。 主人公に魅力が欠片もないのもどうなんかな。 まあ、これで自分の欠点をまるで自覚していないヤツだったら、おそらく評価は☆2だった気がします。

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2010/12/21

絵画制作師・時島と白いダルメシアンのブリーダー・森宮の交流の話かと思えば、物語は意外な方向に向かって行く。神永シリーズよりは文章が読みやすくなってるが、ラストがどうにも消化不良。

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2010/11/22

ペットの専門の肖像画制作師を主人公とした連作短編かと思いきや、物語は意表をつく展開に…。全く新しい犬種の謎と主人公の出自、さらにあるトラブルが「血統」というキーワードで結びついていく構成が見事。ミステリ度は薄めながらも、主人公の心の葛藤をめぐる人間ドラマとしては充実。

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2011/08/01

日本画家の三代目ながらペットの肖像画制作師を生業としている時島一雅の目から描く、全く新しい犬種を作り出そす秘密の事業の話…と思って読んでいたら途中から全く別の話へと移って行く。あぁそうか、そっちの血統がメインだったのか。後半の展開とその果てのラスト、う〜ん、どちらとも取れる終わり...

日本画家の三代目ながらペットの肖像画制作師を生業としている時島一雅の目から描く、全く新しい犬種を作り出そす秘密の事業の話…と思って読んでいたら途中から全く別の話へと移って行く。あぁそうか、そっちの血統がメインだったのか。後半の展開とその果てのラスト、う〜ん、どちらとも取れる終わり方だけど私は悲劇の方を取る、な。

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2010/10/29

日本画家の三代目・一雅が、自分の画家としての血筋に悩んで・・・という問題が、犬の血統と絡めて書いてあるんだけど、なんとも微妙な感じ。 読んでて疲れるので、薄い割には読むのに時間がかかった。

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2011/08/15

僕も動物を飼育している以上、全く興味が無い訳でもない。が、しかし、血統なんてのはどうでもイイとも思っている。何でもかんでも、形から入るヒトには、必要不可欠なアイテムなんだろうな。僕としては、バカらしい、アホらしいと公言して憚らないがね。ペットショップで、頻繁に見掛ける産後2〜3ヶ...

僕も動物を飼育している以上、全く興味が無い訳でもない。が、しかし、血統なんてのはどうでもイイとも思っている。何でもかんでも、形から入るヒトには、必要不可欠なアイテムなんだろうな。僕としては、バカらしい、アホらしいと公言して憚らないがね。ペットショップで、頻繁に見掛ける産後2〜3ヶ月で店頭公開なんていう、生育過程における大事な時期を無視してバカな真似をと、いつも思うんだがね。そういうのに限って必ず血統書には「父ch直子、母ch直子、母の父ch直子」と書かれている。直子って意味、最初は「父chなおこ、母chなおこ」って何?っていう今となっては笑い話だが。

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