ケース・スタディ日本企業事例集 の商品レビュー
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ひさびさにケーススタディに触れてみようと思い借りた本。 過去の事例ではあるが、その難所・論点設定など、学びにあふれており、良著。 メモ ・ケースメソッドでは、 何が本質的な問題かを見極め分析する 問題を解決するための手段行動を決定する を繰り返し、経営者に不可欠な判断力・決断力を養うもの ・日産ゴーンが見出した日産に欠けているもの 利益思考 顧客重視 機能分野横断志向 危機感 共通ビジョンと長期的戦略 ・コマツ ダントツ製品への注力。数年間競合優位性が続く商品。 表れてきた文化 重点的、実際的、漸進的、持続的、規則的かつ具体的で全社員を巻き込んだ継続的な改善に重点を置き、トップダウン型とボトムアップ型の実行が独自に混ぜ合わされた文化 ・
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かなり古いため、現代ビジネスにそのまま応用できるような事例は少ないですが、日本企業のケースをまとめている本は少ないので、その点で目を通してみても良いかもしれません。松下電器のエピソードなんかが印象に残っています。
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Harvard Business School で使用されているケースの中から、日本企業を取り上げたものを翻訳して紹介している本。内容はさすがによくできているが、ケース講義のテキストなので、ひとりで読んでもあまり意味がないというのが正直な感想。
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「企業が抱えている課題に対して、自分なりに仮説を立て、それをケースを読みながら検証していく」練習をするために購入したのだが、すべてのケースでこれが実践出来たわけではなかった。 というのも、ケースの中には企業の発展の歴史を記述しているのみのものもあったからだ。 ただ内容に関しては、さすがハーバード。 とても充実している。 一人で読み進めるよりも、何人かでディスカッションしながら読み進める方が断然この本の価値を実感出来るのではないか。
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世界のビジネススクールで採用されている、と本のタイトルにありますが、 これをどう使うのだろう・・・ 読み物として考えてもあまり面白くなかったです。
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パナソニックでは、創業者ならどうしただろうかと自問し続けるとのこと。 ドコモはオサイフケータイに進出するにあたって、今後のドコモの新たな収入源の模索をしていた。 携帯電話とは常に携帯しているもの。携帯電話が生活のインフラになる可能性があるという人もいます。FeliCaで携帯電話...
パナソニックでは、創業者ならどうしただろうかと自問し続けるとのこと。 ドコモはオサイフケータイに進出するにあたって、今後のドコモの新たな収入源の模索をしていた。 携帯電話とは常に携帯しているもの。携帯電話が生活のインフラになる可能性があるという人もいます。FeliCaで携帯電話を生活インフラに変えようとしている。 私たちは大幅な成長を目指すべきなのでしょうか。それとも成熟する市場の中で、現在のシェアを維持するために戦うべきなのか。清張したいなら、通信を超えたビジネスを展開しなければなりません。そうすると必ず新市場への参入に必要なリソースや能力があるのか、またどんなリスクを負うつもりなのか、という疑問が出てきます。(夏野) ドコモにとっての一番の問題は大企業病に陥っていること。
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