図解 わかる住宅ローン(2010-2011年版) の商品レビュー
FP界のカリスマ的存在、浅井先生の住宅ローンの本。 この本の一番の利点は毎年刊行されていること。なぜなら、住宅ローン控除額や住宅ローンの融資限度割合などは毎年のように変わっており、情報が古い本は使い物にならないからである。この本は毎年刊行することを前提に書かれているので「ただし○...
FP界のカリスマ的存在、浅井先生の住宅ローンの本。 この本の一番の利点は毎年刊行されていること。なぜなら、住宅ローン控除額や住宅ローンの融資限度割合などは毎年のように変わっており、情報が古い本は使い物にならないからである。この本は毎年刊行することを前提に書かれているので「ただし○○の場合は除く」というような、よくあるあいまいな表現がなく「今住宅取得を考えている人」にも実践的に使える。 また住宅取得にあたっては、住宅取得後の家計を想定しておく必要性や、キャッシュフロー表を作成して住宅取得後の貯蓄残高の推移を確認しておく重要性なども説かれていて、非常に納得できる。 ローンについては、フラット35、民間住宅ローン、公的融資にわけて書かれておりイメージがつかみやすい。関連知識として、不動産広告の見方や、税金などが網羅されている。 その他、事例が多く掲載されており、中古マンション、中古一戸建て、自営業者、ボーナス返済なしの場合、自宅が担保割れしているが買い替える場合など、レアケースも書かれているので、もし当てはまる方がいるのなら読んでおくべき。 住宅取得を検討しているなら、ぜひご一読を!必要かつ最低限の知識が身につきます。超おすすめです。
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