緋色の勇者 の商品レビュー
イギリスの帆船ものを読んでいると、赤い制服の海兵隊員は「エビさん(ロブスター)」などと呼ばれておまけ扱いだけど、後世マリーンといえば精鋭の代名詞(なにしろ〈最初に上陸、最後に撤収〉ですから)。それが肌で感じられる作品。 舞台は19世紀半ば、蒸気船が採用されはじめたイギリス海軍。海...
イギリスの帆船ものを読んでいると、赤い制服の海兵隊員は「エビさん(ロブスター)」などと呼ばれておまけ扱いだけど、後世マリーンといえば精鋭の代名詞(なにしろ〈最初に上陸、最後に撤収〉ですから)。それが肌で感じられる作品。 舞台は19世紀半ば、蒸気船が採用されはじめたイギリス海軍。海兵隊の大尉ブラックウッドの活躍です。 決断力にすぐれ、部下に慕われ、でも迷いもおそれも恋の悩みもたくさん持ってるフィリップはかっこいいです。
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栄光の海兵隊シリーズ1巻 海洋冒険小説などでは余りクローズアップされない海兵隊が主役の作品 大御所ダグラス・リーマンが著書なせいかしっかりした作品に仕上がっている 読むべし
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原題:Badge of Glory 帆船時代の海洋冒険小説「海の勇士 ボライソー」シリーズの著者、アレグザンダー・ケントが別名義「ダグラス・リーマン」で書いている、英国海兵隊を舞台とした「栄光の海兵隊」シリーズ。 各巻は扱う時代が違っており、ブラックウッド家というある軍人(海...
原題:Badge of Glory 帆船時代の海洋冒険小説「海の勇士 ボライソー」シリーズの著者、アレグザンダー・ケントが別名義「ダグラス・リーマン」で書いている、英国海兵隊を舞台とした「栄光の海兵隊」シリーズ。 各巻は扱う時代が違っており、ブラックウッド家というある軍人(海兵隊)一家の何世代にも渡る人々をそれぞれ主人公としている。ブラックウッド家のサーガの一巻目「緋色〜」は1850年頃のアフリカが舞台。
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