「問題即解決」101の方法 の商品レビュー
役者の言葉、目次まで見たらこの本いいかもなんて思ったが読み進めていくうちになんだか物足りなくなってしまった。 問題解決方法の一つずつがあまりにも簡略にまとめられすぎているので自分にはすっと頭には入らなかった。
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経済分析、経営分析などを行うためのツールとしてフレームワークが各種取りそろえられているが、本書で紹介しているものは「問題解決・良い思考法」の為のフレームワーク。 本書で示されている助言乃至はフレームワークなるものは、他の啓発書でも語られているものもあるが、気になったものは以下...
経済分析、経営分析などを行うためのツールとしてフレームワークが各種取りそろえられているが、本書で紹介しているものは「問題解決・良い思考法」の為のフレームワーク。 本書で示されている助言乃至はフレームワークなるものは、他の啓発書でも語られているものもあるが、気になったものは以下の通り。 ■問題は「集約型」と「分散型」2種類に分けられる。 集約型・・・解答が1つに集約されるもの 分散型・・・最善の解答が一つにならないもの。 (世の中の問題は分散型が大多数) 問題に取り組む前に問題のタイプを見極めることが重要。 ■根の深い問題は以下の問いかけで問題点が浮き彫りになる。 ① なぜこの問題が存在するか? ② なぜこれを問題と考えるか? ③ 問題が解決されたら、何が引き起こされるか? ④ この解決策は別の解決策と違うどんな結果が引き起こされるか。 ■正解は刻々と変わる。 自分の周りの環境がこの先も常に同じとは限らない。 ■直観は信頼のおける問題解決ツール。 Step1 第一印象を見逃さない Step2 第一印象を分析する Step3 直観を信じて行動するとどうなるか?を問いかける Step4 思い込みかどうかを確かめる ■複数解答があるばあいは、CARVERマトリクスで決める。 C・・・Criticality(重要性) A・・・Accessibility(接近性) R・・・Recognizability(認知性) V・・・Vulnerability(ぜい弱性) E・・・Effect(効果) R・・・Recuperability(回復性) ■最適な目標設定の為にはSMARTでなければならない。 S・・・Specific(限定的):明確であること。 M・・・Measurable(測定可能):進捗が測定できること。 A・・・Achievable(達成可能):達成可能な目標であること R・・・Rewarding(報酬):何らかのご褒美 T・・・Timed(期限):期限と段階目標を設定。 著者はDavid LewisとDarren Bridger両氏で翻訳があの小宮一慶氏。 冒頭に訳者の言葉として本書の総括を述べているが、小宮氏は本書を絶賛。 (だからこそ、翻訳を手掛けたのであろうが) 内容を見ると絶賛するほどではないと思ったのだが、問題解決法をフレームワーク化するというものがあまりなかったので、その観点は面白いかもしれない。
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