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朝日のようにさわやかに の商品レビュー

3.4

152件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

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2011/03/13

恩田陸やりたい放題って感じの短篇集。短編集だからこれでOK。実験的な事をやる恩田陸があまり得意じゃない人にも、いくつか楽しめる話があると思う。

Posted byブクログ

2021/08/03

20110304 表題作と淋しいお城がすき… 20140521 再読 いいわけの元ネタも読みたいな~~ けっこう忘れてたけど、意外なオチは意外にも覚えてた……

Posted byブクログ

2011/04/20

久々に読んだ恩田陸の本。初期の作品の方が好きだと思っていたが、こういう短編集もいいな。 内容はミステリから不条理もの、ホラー、エッセイ風など、様々。 「楽園を追われて」、「あなたと夜と音楽と」、「淋しいお城」、「赤い毬」が好み。 そして何よりヨハン!!「麦の海に沈む果実」を読み返...

久々に読んだ恩田陸の本。初期の作品の方が好きだと思っていたが、こういう短編集もいいな。 内容はミステリから不条理もの、ホラー、エッセイ風など、様々。 「楽園を追われて」、「あなたと夜と音楽と」、「淋しいお城」、「赤い毬」が好み。 そして何よりヨハン!!「麦の海に沈む果実」を読み返したくなった。

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2011/02/19

葬式帰りの中年男女四人が、居酒屋で何やら話し込んでいる。彼らは高校時代、文芸部のメンバーだった。同じ文芸部員が亡くなり、四人宛てに彼の小説原稿が遺されたからだ。しかしなぜ…(「楽園を追われて」)。ある共通イメージが連鎖して、意識の底に眠る謎めいた記憶を呼び覚ます奇妙な味わいの表題...

葬式帰りの中年男女四人が、居酒屋で何やら話し込んでいる。彼らは高校時代、文芸部のメンバーだった。同じ文芸部員が亡くなり、四人宛てに彼の小説原稿が遺されたからだ。しかしなぜ…(「楽園を追われて」)。ある共通イメージが連鎖して、意識の底に眠る謎めいた記憶を呼び覚ます奇妙な味わいの表題作など全14編。ジャンルを超越した色とりどりの物語世界を堪能できる秀逸な短編集。

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2011/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書かれた経緯がそれぞれ違うこともあり、色んな種類の短編アラカルト。 最初の話は「水野理瀬シリーズ(とあとがきに書かれていてピンと来ませんでしたが、隔離された学園での奇妙な話といえば、読んだことがある人は思い出してもらえるはず)」の番外編で、予想どおりの満足度。 ほかは、詩のような話、説明をとことん省いた物語のダイジェストみたいな話などなど。全容が分からず終わるものも多くて、それはそれで短編の味わいなのかなと思いました。 そんな中、「楽園を追われて」は、ちゃんと全容が分かる作品。 その中の一節。 「スクールデイズは遥か昔だ。本人たちが考えているよりも、ずっとずっと遠い。普段は忘れているその距離を思う時、初めて人は歳を取る。」 今さら取り立てて言うほど新しい視点でないんだけど、ストーリーのせいなのか、この言い回しのせいなのか、とても気になる言葉でした。ずっとずっと遠い。そう言われると反論したくなるけど、そうなんだろうな。距離感を諦められずにいる自分に気づいて、まさにその瞬間歳を取った気がしました。

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2011/01/28

友達が貸してくれた本。 恩田陸は「夜のピクニック」しか読んだことがありませんでした。 この短編集はそれとは趣向が全然違う。似たものもないかなーという感じです。 短編なので、説明なしに始まって説明なしに終わる感じ。 深く考えるよりも雰囲気や空気を楽しむ方がいいのかな。ファンタジー...

友達が貸してくれた本。 恩田陸は「夜のピクニック」しか読んだことがありませんでした。 この短編集はそれとは趣向が全然違う。似たものもないかなーという感じです。 短編なので、説明なしに始まって説明なしに終わる感じ。 深く考えるよりも雰囲気や空気を楽しむ方がいいのかな。ファンタジー、ダークファンタジー色が強いです。この感じは好きです。 全部会話文の「あなたと夜と音楽と」や、全部セリフ体の「ご案内」「いいわけ」「おはなしのつづき」のようになかなか読まない文体のものもあって、楽しめました。怖いのもあったけど…。 「冷凍みかん」、「おはなしのつづき」、「淋しいお城」、「楽園を追われて」が好きです。特に「楽園を追われて」はじんと来た。

Posted byブクログ

2011/01/22

恩田 陸を読むのは初めて。本来は長編が得意らしいのだけれども、これは短編。 ファンタジー、ミステリーものが多い。 どこか不思議な感じ(現代的?)だった。 個人的には「赤い毬」がよかった。

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2011/01/17

まず、タイトル買いすると確実にダメです。ホラーっぽいのが多いかな? 恩田さんに珍しい短編集で、作品ごとに評価が違うので「平均」の★三つ。 恩田さんの作品は、『夜のピクニック』のような爽やかなものよりも、根源的な恐怖を煽られるような作品が好きなのでそこそこ楽しめました。 『淋しいお...

まず、タイトル買いすると確実にダメです。ホラーっぽいのが多いかな? 恩田さんに珍しい短編集で、作品ごとに評価が違うので「平均」の★三つ。 恩田さんの作品は、『夜のピクニック』のような爽やかなものよりも、根源的な恐怖を煽られるような作品が好きなのでそこそこ楽しめました。 『淋しいお城』の「みどりおとこ」が怖い。描写もあるけど何か名前の響きが凄く嫌だ……。 『卒業』は短編だけでは勿体ない気がしました。これベースにして長いの書いてほしいです。

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2011/01/12

恩田さんの久々の短編集ということで、結構期待していたのですが…ちょっとグロくて抽象的な、私はあまり好きではない方の作品でした。 恩田さんの作品は好きな作品とちょっとあわない作品二極化する気がします。ミステリー要素もありながら、ほのぼのするような作品の方が好きだな。

Posted byブクログ

2011/01/12

恩田陸さんは好きだが、この短編集はまぁまぁ。面白い!と思った話と、なんだこれ?な話が混在して、自分的には平均点。

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