君の思いは必ず実現する の商品レビュー

稲盛和夫【著】

2020/12/12

稲盛さんの生い立ちがよく知れた。
やはり考え方は経験から生まれる。

「ちょっと能力が劣っているからといってあきらめてはいけません。ひたむきな努力と正しい考え方はきっとあなたを大きく育ててくれます。」

というフレーズが心に残った。
正直仕事がうまくいかず、なんか自分ダメだなと思っていたけど
そんなことで世の中をすねたり、卑屈になったりしても
道は開けないのだなと。

以前も別の本で稲盛さんが
「できると信じることで人生は開けていく」と書いていて
本当にその通りだと思った。
明るい思い、希望、熱意が自分の道を
信じれば信じるほど照らすのだと。

2019/10/03

素晴らしかった。このような人の元で働きたい、自分もこうありたいと感じた。著者は京セラとauの創業者。努力を怠らず、傲ることなく、利他的に正しい心を持つことで、全てがうまくいく。善き心をもってよい人間になることが、人生の目標だという。心が洗われた。

2017/07/22

運命は変えられる
例え決められた運命のレールがあったとしても無限の選択肢は自分で選択できます。
選択をやめて身を任せた時点で死んだも同然ではないでしょうか。
禍福は糾える縄の如し
自分で選択した禍なら明るく前向きに努力を続けて試練を乗り越えられるはずです。

ただ著者は今の日本人に創造性が欠けているのではないかと危惧されています。
公平に比較してもアメリカ人の創造性のに及ばないと。
ただ著者は自由にのびのびといわゆる「ゆとり教育」のようなものを推奨されているものではないと思います。
創造性を伸ばすために基礎が大切と仰っています。
守破離の精神を仰っているように思います。

著者は道徳教育の大切さを説かれています。
今の日本の倫理観なき教育を憂えておられます。
中村天風に続いてよく読みますが日本の自己啓発の大家やと思います。

2017/04/12

他の本で重複している内容があるのだと思いながら読んでいたが、単行本で読んだことがあったかも。
改めて読んで、やっぱり稲盛氏の言葉はすんなり入ってきます。

2023/03/08

▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/287971

2015/01/21

人生の結果＝能力×熱意×考え方
努力に勝る天才はない
人間の価値は心で決まる
継続は平凡な人を非凡に変える
人生の目的は心を磨くこと

2013/12/14

人生の結果＝能力×熱意×考え方　ｂｙ中村天風。。。か！

考え方（パラダイム）の全く違う状況の下で何かをやななければ
ならないとしたら、例え「能力×熱意」の掛算の結果がいくら大きな数字に
なったとしても、その結果（評価）はマイナスとしかならない。

あぅ。
これって、いわゆる利己的な考え方かぁ。
だからダメなんだよね。きっと。

「利他」でいかなくちゃ。

やはり、稲森さんの言わんとする事を素直に受け入れられない所が
そもそもダメなんだろうなぁ。

2013/08/16

京セラの創業者は中学受験を２回失敗、大学受験失敗、入社した会社が倒産寸前、そして会社が順調になったと思うと上司と喧嘩して退職。そして京都セラミックを1959年に創業とドラマティックな人生です。これまではイメージであまり好きな人ではなかったのですが、「人生は自分が描いたとおりになる」「無限の可能性がある」「思いは必ず実現する」「感謝の気持ちを忘れない」「学校で何を学ぶか」「不運にへこたれるな」「心をつくる」という各章立てのタイトルだけでも深い含蓄が籠められており、短いながら充実した1冊でした。（ちょっと宗教臭いところはあります）

2013/07/19

稲盛さんの自叙伝的な本

少し古く、稲盛さん自身がJALに行く前の本。
京セラを1代で築くまでの紆余曲折を含め、一生懸命努力する事、わき目を振らずに集中することで信じられないほどの力になることを身をもって教えてくれるような話が沢山あった。

気になったフレーズ
勉強でも仕事でも少し努力をして上手くいかないと、そこであきらまてしまうひとがいます。それでは何も得られません。粘って粘ってもうこれ以上は頑張れないと言うところまでやってみるのです。上手くいかない人ほどいい加減な所で妥協し後でくよくよします。成功する人としない人の差は実はここにあるのです。
日本の学校では、子供に対して自分の人生目標をどのように設定するかを説いていません。
人生の結果＝能力＊熱意＊考え方

2013/01/25

稲盛氏は京セラを設立し、一代にして大企業まで成し遂げ、KDDIも立ち上げた人でもあります。さぞかし優秀な人物なのでは・・・と思いきや、実際は中学入試を２度失敗し大学においても希望の大学に入ることも叶わず苦難続きであったと書かれています。人生に於いてだれにでも直面する大きな壁や苦難にぶつかった時、どのように向き合い　問題に立ち向かっていくと良いか。 自分の夢を実現するための指針を示してくれる一冊です。