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図書館ねこデューイ の商品レビュー

3.6

34件のお客様レビュー

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2024/10/13

図書館のブックポストに捨てられていた猫が図書館で暮らしながら、田舎町の人々を癒し、街を活性化させていった実話をその図書館の館長さんが自分の人生とデューイ(猫)との関わりも絡めて書いている。 NHKも取材に来て日本で放送されたとあったのでその番組を観てみたい。 本にいたずらしたり物...

図書館のブックポストに捨てられていた猫が図書館で暮らしながら、田舎町の人々を癒し、街を活性化させていった実話をその図書館の館長さんが自分の人生とデューイ(猫)との関わりも絡めて書いている。 NHKも取材に来て日本で放送されたとあったのでその番組を観てみたい。 本にいたずらしたり物を倒したりせずに図書館の中を動き回る猫がいたら会ってみたいと思うよなぁ〜

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2024/09/17

大学ビブリオバトル・オンライン大会2021予選会inいこまで発表された本です。 2021.10.23

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2024/05/22

図書館に捨てられた子猫が、 図書館を利用するスペンサーの町の人々へ どのように愛され、癒しを与えたかの記録。 そして、館長の人生の つらい日々、楽しい日々、なんでもない日々 をデューイがそばでみていてくれた という感謝の記録でもある。 素敵なお話ですが、 ちがう言語を翻訳する...

図書館に捨てられた子猫が、 図書館を利用するスペンサーの町の人々へ どのように愛され、癒しを与えたかの記録。 そして、館長の人生の つらい日々、楽しい日々、なんでもない日々 をデューイがそばでみていてくれた という感謝の記録でもある。 素敵なお話ですが、 ちがう言語を翻訳するときに、 アメリカでの表現が、日本語であらわすと 私たちには馴染みのない表現になる部分が 多くあるため、心にはいってこない。 言語の壁が評価に大きく作用してしまうなー。 とかんじた作品でした。 デューイのような猫がいる図書館! いいね。癒されそう。

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2023/12/17

アメリカ・アイオワ州の小さな田舎町。極寒の夜、図書館の返却ポストに捨てられたデューイのエピソードを綴った一冊。不況により元気のなかった小さな町を活気づけ、人々に明るさを取り戻したデューイ。みんなそれぞれ特別だけど、デューイは取り分け、特別な猫だったんだなと思う。 図書館長であり...

アメリカ・アイオワ州の小さな田舎町。極寒の夜、図書館の返却ポストに捨てられたデューイのエピソードを綴った一冊。不況により元気のなかった小さな町を活気づけ、人々に明るさを取り戻したデューイ。みんなそれぞれ特別だけど、デューイは取り分け、特別な猫だったんだなと思う。 図書館長であり本書の著者であるヴィッキーさん自身の話も多いため、猫メインと思っていた人には少々物足りなく感じるかもしれないが、波瀾万丈で何度も苦悩を経験されたヴィッキーさんにとって、デューイがどれほど大きな支え・癒しとなったかをうかがい知ることができる。最後は涙なしには読めなかった。むしろ号泣。 翻訳が古く、読みづらさを感じる部分が多かったので、その点だけが少々残念。

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2022/05/19

2013年11月14日 図書館の返却ボックスに投げ込まれていた、推定生後8週間ほどの小さな子猫。 デューイ十進分類法から名前をとり、「デューイ・リードモア・ブックス」と名付けられた。 この名前はなかなかいい(^^) 図書館に来る様々な人を出迎え、友達になり、膝にのってあげたり、...

2013年11月14日 図書館の返却ボックスに投げ込まれていた、推定生後8週間ほどの小さな子猫。 デューイ十進分類法から名前をとり、「デューイ・リードモア・ブックス」と名付けられた。 この名前はなかなかいい(^^) 図書館に来る様々な人を出迎え、友達になり、膝にのってあげたり、なでさせてあげたり、一緒にあそんだり、たくさんの利用者から愛され、デューイも利用者たちを愛している。

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2021/04/17

10年積ん読。図書館で飼われている猫が可愛い、というだけの話だろうと思っていたが、読後には会ったこともないデューイを愛し、彼の死を悲しんでいた。孤高でマイペースな性格が猫の一般的な特徴と思っていたが、彼を愛するすべての人にとって特別な存在になれる才能の持ち主だったよう。印象に残っ...

10年積ん読。図書館で飼われている猫が可愛い、というだけの話だろうと思っていたが、読後には会ったこともないデューイを愛し、彼の死を悲しんでいた。孤高でマイペースな性格が猫の一般的な特徴と思っていたが、彼を愛するすべての人にとって特別な存在になれる才能の持ち主だったよう。印象に残ったのは以下の文章。綺麗事というより、このような人は確実に人生の幸福度が高いと思う。「仕事に対して情熱があり、仕事以上の働きをする人。利己主義な人に目を向けがちで、ありふれたことを極めてちゃんとこなしている人には気づかないものだ。」

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2021/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヴィッキーとデューイとの出会いは運命である。 こんなにも人と心を通わせ、図書館ねことしての仕事を誇りをもって行える猫がいるのか、と驚かされた。 ヴィッキー自身、決してスムーズではない人生を過ごしてきたけれど、それも全てデューイと出会うためだったのかもしれないとも思った。 デューイのお茶目な姿を想像して笑ったり、 予想外の知的な行動に目を丸くしたり、 最後のお別れのシーンでは心を痛めたりと とても感情が動かされるお話だった。 実際にどれほどの人の心を救い、癒し、あたためてきたのか。どれほどの人に愛されてきたのかが伝わってきた。 また、権威を持つ人に屈せず、デューイを守り愛する母・ヴィッキーの愛の大きさに感服した。 わたしもこんなふうに何かを愛し抜きたい。 図書館ねことしてのデューイ・リードモア・ブックス。 そして愛される猫・デューイ へ尊敬の意をここに表します。

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2019/05/16

原書名:DEWEY(Myron,Vicki;Witter,Bret) プロローグ アイオワにようこそ◆とてつもなく寒い朝◆完璧な新入り◆デューイ・リードモア・ブックス◆図書館での一日◆キャットニップと輪ゴム◆グランド・アヴェニュー◆デューイの親友たち◆デューイとジョディ◆家から...

原書名:DEWEY(Myron,Vicki;Witter,Bret) プロローグ アイオワにようこそ◆とてつもなく寒い朝◆完璧な新入り◆デューイ・リードモア・ブックス◆図書館での一日◆キャットニップと輪ゴム◆グランド・アヴェニュー◆デューイの親友たち◆デューイとジョディ◆家から遠く離れて◆かくれんぼ◆クリスマス◆りっぱな図書館◆デューイの大脱走◆スペンサーでいちばん人気の猫◆アイオワの有名な図書館猫◆現代社会におけるデューイ◆木に囲まれた猫ちゃん◆世界一食べ物にうるさい猫◆デューイの新しい友人たち◆何がわたしたちを特別にするか?◆デューイ、日本にいく◆母の思い出◆デューイの食事◆会議◆デューイの愛情◆デューイを愛して◆エピローグ アイオワからの最後の思い 著者:ヴィッキー・マイロン、1948アメリカ・アイオワ州生、マンカト州立大学→エンポリア州立大学、元スペンサー公立図書館館長 訳者:羽田詩津子、翻訳家、お茶の水女子大学英文科卒

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2019/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 世界一有名になった“図書館”猫デューイと彼を育てたアイオワ州スペンサー図書館とそこを愛したすべての人々の物語。  意外にも猫(に)まっしぐらの一部の猫好きからは、猫以外の話はいらないというような少々偏った意見が結構多くあるようで驚いた。そういう猫周辺のエピソードが沢山描かれているからこそ、ノンフィクションの記録として現実世界に奥行きが出てきているはずである。ただ猫だけが活躍すればいいというようなエピソードはむしろフィクションの世界にでも求めるべきだ。  著者ヴィッキー女史の語るデューイは、非常に客観性に富んだ視点でリアリティーを保ちつつも、ときおり空想上のデューイの指針や声が適切に挿入されており、(ムービースターではない)ごく普通のありふれた一匹の猫の自然な存在感をとても丁寧に描き出しているところが良かった。  図書館猫という存在はアメリカ中に数十匹いたと書かれており、ちゃんとした町の施設として運営されている図書館の中で公に猫を飼うところが、いかにも自由の国アメリカらしい。たぶんアメリカ各地や日本以外の国々でも、その非現実的な「図書館に暮らす猫」というファンタジーな設定に酔いしれ、また猫としてはかなり人懐っこいデューイのキャラクターに憧憬を覚えたから人気に火がついたのだろう。日本のような堅苦しいお役所仕事じゃ絶対にありえない(近年はモンスターなんとかも多いので困難)。  著者のとくに波乱ずくめだった半生に寄り添っていたからこそ特別な存在だった“図書館”猫デューイ。そこに女として母として図書館長として苦楽をともにしたヴィッキー・マイロンとスペンサーという小さな町について語らなければ、この物語は成立しなかった。決して特別な人ではない著者と決して特別ではなかった一匹の猫との出会いこそが一番の奇蹟だったのではなかろうか。  老衰し不治の病いに苦しみつづける動物を安楽死させることにはたぶん賛否があるだろうが、痛みに耐えさせて家で生かし続けることが人間の勝手な欲求であることもまた間違いない事実であると思う。彼or彼女(ペット)は家族と一緒にいたいと思っている、というのはあくまでも人間の思い込みであって、必ずしも飼われている動物たちがまったく同じ価値観を有しているとは限らない。  人間の子供はいずれ大人になって親の管理から離れることができるが、どんなにお金と時間をかけて愛したとしても所詮ペットは人間に一生隷属させられているのだということを認めない限り、飼い主は本当の動物の気持ちなんて絶対に分かりっこない。  去勢させることが飼い主の義務であるのなら、自分の感情に流されず病いに苦しむ愛しい友人を安らかに逝かせることもまた飼い主の辛い役目であるということを強く感じた。それが嫌なら動物を飼うべきじゃないと改めて思った。 (2011.09.24 Saturday 記)

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2016/05/22

NHKまでが取材していたとはビックリ。そんなに有名な猫だったのか。知らなかった。こんな図書館、猫好きにはたまらないけれど、万人が猫好きというわけじゃないからね。こんなにみんなに愛されていたデューイだけれど、デューイだろうとなんだろうと猫というだけでダメという人だっていたんじゃない...

NHKまでが取材していたとはビックリ。そんなに有名な猫だったのか。知らなかった。こんな図書館、猫好きにはたまらないけれど、万人が猫好きというわけじゃないからね。こんなにみんなに愛されていたデューイだけれど、デューイだろうとなんだろうと猫というだけでダメという人だっていたんじゃないかしらん、そういう人はどうしてたんだろ、なんてことも思ってしまった。あとデューイの最期はちょっとな・・・猫とか犬とか飼ったことがないから分からないけれど、こんなふうに最期を迎えさせてしまうのって普通なのかな。

Posted byブクログ