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13歳からの作文・小論文ノート の商品レビュー

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2020/04/03

論理本を多数書いている著者による少年向けの文章の書き方指南書。 作文とあるが、論理的文章の作法を説く。 124ページの中に理路整然とした文章を書くために必要なルールが網羅されています。 字も大きく、ゆったりとした紙面で読みやすい。 これ以上分かりやすくならないだろうというぐらい...

論理本を多数書いている著者による少年向けの文章の書き方指南書。 作文とあるが、論理的文章の作法を説く。 124ページの中に理路整然とした文章を書くために必要なルールが網羅されています。 字も大きく、ゆったりとした紙面で読みやすい。 これ以上分かりやすくならないだろうというぐらいに分かりやすく説明してくれているので、覚えてしまうぐらい繰り返し読んでおきたい 特に34ページ補足にある… argumentはargueの名詞形で、「何かを論じている発言や記述」の意です。これを「議論」と訳すと微妙に変な感じがしますね。そのような感じがするのは、日本語の「議論」という語が「言い争い」という意味で多用されすぎているからなのでしょう。 というくだり。 何時だったか、ある男(高卒)が「正論だった」という感想とともにネット上の文章をシェアしてきた。 僕は読んだ上で「大した議論していないよ」とコメントしたのだが、その男は「議論してないけど…」とレスポンスした。 僕はこの時に「議論の意味がわかっていないんだな」と思って訂正を加えたところ、横からもう一人(こいつも高卒…)がこちらに執拗なまでに詰問してきたのであった。 僕は議論の意味を一から説明していたのだが、その人はそもそも僕のほうが「議論」という語句を誤用していると勘違いしていたらしい。その事に気がついた僕は閉口して匙を投げるのであった。 このように日本では英語のargumentどころか、議論という言葉遣いも意味のすれ違いが起こる。学問しない人は特にもうひとつの意味を知らない。 知らないばかりでなく、論理的に説明することも、そのための作法すらも日本ではあまり重要視されていないのかもしれない。国語表現という科目はパッとしないし。 その意味で「14歳から〜」というタイトルの意義は大きいと僕は思いました。

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2019/12/14

原則(主張1 に 説得的な支え のペアを作れ、複雑さを増してもその構えを崩すな)を半分ほど述べたところで、「文学的な表現はこの逆」「ただし平田篤胤の物語の書き出しは酷いので真似するな」「作文コンクールはむしろ語りが大事」などの例外をあちこちに散りばめているのが興味深かった。 とこ...

原則(主張1 に 説得的な支え のペアを作れ、複雑さを増してもその構えを崩すな)を半分ほど述べたところで、「文学的な表現はこの逆」「ただし平田篤胤の物語の書き出しは酷いので真似するな」「作文コンクールはむしろ語りが大事」などの例外をあちこちに散りばめているのが興味深かった。 ところで、実際にこれを読むのは13歳からでもよいかもしれないけれど、うまく読み取れる水準は進学校の15-16歳くらいに設定しているようにも思われた。作者がどこまで自覚的であるかはわからないが、時に挟まれる英文や古文からは、受験国語・受験英語でよく見るような講義の型を、ノータイムで投げたがっているような印象を受ける。13歳で読み始めて、17歳あたりで会得するまでの長いスパンで記述を練ったのだろうか。

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2019/05/06

読み手を「なるほど」と納得させる27のルール https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-77991-1

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2014/02/06

感想文の書き方がなんかわかんなくなったので。 後ろの方にある。効果的と思う。 高校生にも役立ちそう。

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