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鬼九郎孤月剣 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2016/07/22

再読。単行本が出たのを見て図書館で借用。今回も図書館。舫鬼九郎四部作の最終巻。高橋克彦氏の時代劇は外れがないが、これは活劇なので滅法面白い。鬼九郎の素性もやんごとなき御方にも極まり過ぎて水戸の御老公も腰を抜かす事間違いない。周りには柳生十兵衛やら天竺徳兵衛やら荒っぽい有名人に吉原...

再読。単行本が出たのを見て図書館で借用。今回も図書館。舫鬼九郎四部作の最終巻。高橋克彦氏の時代劇は外れがないが、これは活劇なので滅法面白い。鬼九郎の素性もやんごとなき御方にも極まり過ぎて水戸の御老公も腰を抜かす事間違いない。周りには柳生十兵衛やら天竺徳兵衛やら荒っぽい有名人に吉原の高尾太夫と紅嵐の美女二人、他にも腕に自信のある長兵衛と権兵衛が江戸から甲州街道を抜け木曽路を往く旅に出る。四作中、最後を飾るに相応しい構成で見かける度に読みたくなる。文庫化されたので購入したいのだがなかなか見つからない。

Posted byブクログ

2014/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

舫鬼九郎シリーズ、4作目。 面白かった。長かったけど、一気読み。前作で明かされた九郎の生い立ち。とすれば、九郎の命を狙うのはあの方、、、。その黒幕を知る知らぬ関係なく、自分の命を賭して九郎を守ろうとする仲間たちが文句なく格好イイ。敵方も、単純に風魔の忍び軍団というわけではなく、彼らの中でも内紛が起こったり、十兵衛や又右衛門の因縁の相手が出てきたり。いずれも腹の内がなかなか読めない相手ばかりで、こちらもヤキモキ。これだけ遣り合えば、誰かが犠牲になっちゃうのが一般的だけれど、そこは高橋センセー、上手く纏めてくれました。読後感満足。 一応、これでこのシリーズは一区切りかな?この愛すべきキャラたちで、もっと読んでみたい気も。

Posted byブクログ

2011/06/17

高橋克彦入魂の一冊ですね。 歴史には決して出てこないであろう舫九郎と、兵庫介を正統として見る最近の歴史物の中ではよく描かれることのない柳生十兵衛もイキイキと描かれていて息もつけない面白い小説でした。

Posted byブクログ

2019/01/16

このスピード感!長い話ではあったけれど、展開のスピード感にあれよあれよと読み終えました。活劇ってこういうものだよなあ。描写が具体的で映像的なのはこの作者の得意とするところ。登場人物の個性が輝いてきたところで、これで大団円ですか?戦う相手がいなければ、活劇は生まれないだろうなあ。

Posted byブクログ

2010/10/06

舫鬼九郎の旅も、ここで終わったのでしょうか?戦闘場面が映像的で面白かったけど、現実に映像化されると見るのを躊躇いますね。

Posted byブクログ

2010/07/19

前巻から、かなり待たされましたが、ようやくシリーズが完結したようです。 相変わらずの活劇風の内容は面白いのですが、ちょっと長かったですかね。 最後も、あっけなく終わってしまった感じです。

Posted byブクログ

2010/06/28

完全に忍者軍団対剣士とならずに、忍者達の内紛で話が最後まで読めずに面白い。それにしても、やっと正体が判明したなぁ。これで、心機一転新たな物語にいけるのか、完全に完結なのか、それが問題だ。

Posted byブクログ