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ファイアーキング・カフェ の商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2017/11/03

2017年78冊目 沖縄の、なにかと奔放な人々の話。 浮気とか、高校生の売春とか、高校生と40代の親父の恋愛とか、ちょっと今の自分では受け入れられない内容だったので途中で断念。。

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2013/01/09

沖縄に何かを求めて、やってきた人と、その人たちをめぐる島の人たちの話。 みんな居場所を探してさまよっているのかな?とふっと思った。 よく使われる「なんくるないさ」って言葉、「そのうちなんとかなるだろう」ではなくて、正しいことをしていればどうにかなるっていう、いわゆる人事を尽くして...

沖縄に何かを求めて、やってきた人と、その人たちをめぐる島の人たちの話。 みんな居場所を探してさまよっているのかな?とふっと思った。 よく使われる「なんくるないさ」って言葉、「そのうちなんとかなるだろう」ではなくて、正しいことをしていればどうにかなるっていう、いわゆる人事を尽くして天命を待つって意味だということを知り、この言葉がしみじみ好きになった。 「なんくるないさー」と言える人の強さ、健やかさを思う。 沖縄の歴史の過酷さがあったからこそ、言える言葉ではないのかとも思った。

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2012/11/04

沖縄県のリゾートやビーチのカラリとしたイメージではなく、リアルな沖縄の現在を見るかのような、違った世界観でした。 湿ったような空気感があって、その中で動いていくそれぞれの思いや人生が、「ここではないどこか」を求めて、切なくじっくり描かれていると感じました。

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2011/11/02

面白いと思って読んでみたけどやっぱり面白かった。流れ着いて沖縄に住むことになった人々の話。何か別の人生を求めてやってきたけど沖縄は当然楽園ではなく、かといってほかに行くあてもなく・・・・という感じがよく伝わってきた。

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2011/08/25

友人に貸したのをきっかけに2度目の読み直し。 那覇に居所を求めた"ないちゃー"を中心に描かれています。重すぎず軽すぎず、気持ちよく引き込まれていきます。 短編集なのですが、各ストーリーの主人公が、別のストーリーにも脇役として登場してくるの手法が面白い。 よく那...

友人に貸したのをきっかけに2度目の読み直し。 那覇に居所を求めた"ないちゃー"を中心に描かれています。重すぎず軽すぎず、気持ちよく引き込まれていきます。 短編集なのですが、各ストーリーの主人公が、別のストーリーにも脇役として登場してくるの手法が面白い。 よく那覇に行きますが、TVや観光では見えてこない、もうひとつの(本当の?)那覇の姿が伝わってきて、少し那覇のことがわかってきた人が読むと、非常に面白いと思います。

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2011/02/22

いしかわじゅん氏による、短編集。それぞれは独立しているものの重なり合う構成になっている。それぞれの編の主人公は本土から何かを求めて沖縄へやってくる「うちなんちゅ」である。なくした「まぶやー(魂)」を求めてさまよう人びとの物語でもある。彼らはそれぞれ生きていく上での悩みや躓きに出会...

いしかわじゅん氏による、短編集。それぞれは独立しているものの重なり合う構成になっている。それぞれの編の主人公は本土から何かを求めて沖縄へやってくる「うちなんちゅ」である。なくした「まぶやー(魂)」を求めてさまよう人びとの物語でもある。彼らはそれぞれ生きていく上での悩みや躓きに出会う。 そこへ恋が絡んでくる。幸せを掴みかけて逃してしまうパターンが多いのは気のせいか? 単純に沖縄礼賛物語でもなく、ほとんどがハッピーエンドでもない。ある意味では救いのない物語集とも言える。 彼らは何かを求めて沖縄へ来、何も掴めぬままにそこに住んでいるか、何も掴めずに本土へ帰っていくのだ。 すっきりした読了感はないものの、かれら登場人物が幸せに生きていってくれたらなぁと思ってしまうのは感傷的すぎるだろうか。

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2010/10/20

沖縄の話。 嫌いじゃないけど、ふにゃりとした感じというか。 変な感じ。ほわわんとも違うんだけど、私が鈍いのかも。

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2010/10/16

読み助2010年10月16日(土)を参照のこと。 http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2010/10/post-ea2a.html

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2010/08/20

2010/08/19:「ここじゃないどこかをさがして」本土から那覇にきた人々を描いた連作短編集。 (読書メーターの)読友さんの感想を読んで沖縄(那覇)が舞台ということで読んでみました。 帯の後ろ側に「私は魂(まぶやー)を東京に落としてきたに違いない。」とあるのをみて、『本当に』そ...

2010/08/19:「ここじゃないどこかをさがして」本土から那覇にきた人々を描いた連作短編集。 (読書メーターの)読友さんの感想を読んで沖縄(那覇)が舞台ということで読んでみました。 帯の後ろ側に「私は魂(まぶやー)を東京に落としてきたに違いない。」とあるのをみて、『本当に』そう思うならユタ(霊能者)に魂込してもらえばいいのにと思ってしまいました(*ノノ) ここで言う魂が(体から抜け)落ちた状態とは仮死というのではなく、驚いたり災難にあった後、一見元気に立ち直ったように見えてもどこか生気が薄いというか自失(呆然と) した状態が続いているのを指す感じです。 それを元に戻したり出来るのがユタと呼ばれる霊能者です。 ま、元に戻せるならユタでなくてもお祓いでも構わないとは思いますが(笑) それと作中で使われている方言には違和感たっぷりでした。例えば私の所では「魂」はマブイ、マブヤーは魂込で「マブヤーマブヤー(魂や魂や)」と呼びかける時にと使い分けてました。 地域によって方言が違うと言われる(それだけ閉鎖的とも言える)上、(私自身中途半端ですが)きちんと方言を話せる人が激減しているせいかも知れません。

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2010/07/11

沖縄好きの私に先輩が貸してくれた本。 知ってる場所が色々出てきて面白かった。 切ない話で痛かったりだけど私的には好きなストーリでした。 沖縄に住んでる妹にも薦めました☆

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