飾窓の女 の商品レビュー

J.H.ウォーリス(著者),高狷介(著者)

2018/11/17

これは犯行を隠している人の追い詰められようが
すごく伝わってくるのよ。
そりゃあ、周りの人すべてが敵だもの。
うっかり口を滑らせてしまえば
何もかもがおじゃんなのよ。

だけれども賢いウォンレイはそれをやり通した(?)
けどやっぱりぼろが何回も出てしまうのね。
そして警察関係者と一緒に現場にも入ってしまうの。
疑われてはいないけれども
猜疑心の塊に…

人は罪を隠しきることは
できないんだろうね。
まあ、そうでないのもいるのよ。

この本は結末が秀逸。
うわああ…と思えるはず。