1,800円以上の注文で送料無料

情け無用のキッチンに料理王の雄叫びが聞こえる の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/30

何かもう過去の物になりつつあるのが寂しい少女小説の代表の一角、「ティーンズハート」から初感想でございます。 この本が出たのは10年前、自分が前に読んだのも相当前です。 このシリーズはミッション系学院「聖マリア女学院」の3人娘「ミキ・メグ・よしの」の3人と胡散臭い(笑)けどカッコイ...

何かもう過去の物になりつつあるのが寂しい少女小説の代表の一角、「ティーンズハート」から初感想でございます。 この本が出たのは10年前、自分が前に読んだのも相当前です。 このシリーズはミッション系学院「聖マリア女学院」の3人娘「ミキ・メグ・よしの」の3人と胡散臭い(笑)けどカッコイイというお約束ヒーロー青年「ゆーさん」(こっちは屋台ラーメン屋さん)のお話。 女学生とラーメン屋て取り合わせも面白いですがシリーズがかなり多いので、ファンタジーあり、ミステリーあり、ラブコメありと結構色々美味しく、今回のはグルメなお料理話なのでサモ4に触発されまして久々に読みました。 元々作者様は脚本家の方だけあり、お話のテンポとかがすごく良くて、さくさく読めます。 が、この3人組の設定が気になる。 よしのは文武両道の秀才(ただし短気で自己チューの女王様(笑)、メグはオツムは真っ白の美女(学園のマドンナ)、メグのバカは設定だからいいんですが、よしのは秀才っていうにはちょっとツメが甘い。 で、問題は主人公・ミキ。この子は自分でも悩むほどの「平凡娘(何でも平均ランク)」て設定なんですが、年齢考えてもこの子もかなりバカですよ(オイ。 まぁこの子がバカでないと話が動きませんが…この巻には出てきませんがゆーさんの幼馴染「カイ」がしょっちゅう変装してミキたちの前に出てくるのによしのも誰かわからないあたりが「マンガ」です(笑)。 そんなこんなも含めて1話完結のTVアニメのような話でしたね。 この巻はゆーさんとゆーさんにぞっこんな主人公・ミキの出番がほとんどですが、24時間「ゆーさん命」なミキと一見生真面目なのに実は結構ミキにベタ惚れっぽいゆーさんのやりとりが面白かった。 お料理要素ありのコメディー、是非また出て欲しいジャンルだなぁ。

Posted byブクログ