ぴっつんつん の商品レビュー

武鹿悦子【文】,もろかおり【絵】,後路好章【構成】

2018/12/03

ぴっつんつんという擬音は初めて聞きましたが、たしかに雨粒が当たる音、傘の先が地面に当たる音など雨の日にぴったりな音ですね。
増えたり歩いたり色が変わったり、テンポよく次々めくっていける絵本。
こういうストーリーがなく、絵や音を楽しむ絵本、低年齢のうちにたくさん読んであげたい。
1歳8ヶ月

2018/06/13

雨の時期ということで　手に取った絵本

絵はどこか消え入りそうな色鉛筆画で、
いろんな音と共に
雨を楽しむ傘を差した子たちが弾みます。

ちょっとだけだった雨が　土砂降りになって
泥んこになって・・・・

雨の音は　いろいろ感じさせてくれて、良いですね。
新たな音「ぴっつんつん」　

今年はそんな雨の日に出会えそうです。

2013/05/22

ミュージカルみたいな絵本。リズミカルな文章と、色えんぴつで描いたような可愛い絵が読んでいて楽しくなる。

2010/07/09

雨の日に読むの、ぴったり。
もしも、どろんこにつかってしまっても、「ぴっつんつん」とつぶやけば、しずまないでいられそうな気がします。

2011/07/19

初めての作家さん。絵を担当したもろかおりさんはこの絵本がデビューらしい。シンプルな絵柄とリズミカルな言葉が徐々に勢いをつけていき、雨を楽しむ子どもたちのしっちゃかめっちゃかさが楽しい。声に出して読まれるとより楽しめる絵本だと思うので絵本の会向きだと思うけど、単調にならないように。自然にテンポは早くなるだろうから、それに寄りかかりすぎないで、呼びかけの言葉と囃子言葉の区別はしっかりつけたい。クライマックスの後の「あしたも　あそぼ　ぴっつんつん　ぴっつん　ぴっつん　ぴっつんつん」は遊び疲れたゆったり感を出す読み方もあるだろうけど、絵の子どもたちの表情は少し落ち着きはしたもののまだ遊びのさなかにいることが感じられることから勢いは落としながらも、明るいトーンで読みたい。そして次の最終ページ、傘を引きずりながら家路につく主人公の「ぴっつん　つつーん　ぴっ　つん　つん」も本来ならゆっくりまとめに入るところだけど、少しテンポを落としたくらいに留め、明るさは保ちたい気がする。特に最後の「ぴっ　つん　つん」がポイントかな。う〜〜ん、最後の最後の「つん」の読み方が迷うなぁ。上げる？下げる？まっすぐに行く？どう読んでも面白いと思うけど、たぶん、作家さんがまとめに入らないままで終えたいと思われたのでは、と思うから、普通に落ち着きたくはない。笑いを含ませた「つん」にして、「ん」をちょっと余韻のある長音にしてみるかな。ただ、梅雨時にいい絵本なのに今月の絵本の会には間に合わなかったのが残念。毎月持ち歩いてちょうど雨が降っていたら読むことにしよう。(#^.^#)