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全力でスローボールを投げる の商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2021/06/03

週間で連載していたエッセイをまとめた一冊。日常ネタも多いのだけれど、それより何かにチャレンジしたという内容が盛りだくさんで、その行動力にため息が出る。凄いなぁ。 いつメインタイトルの話が来るんだろうと思っていたら、全体を総括したタイトルで、それにはちょいと躓いた。 んで。2つ目...

週間で連載していたエッセイをまとめた一冊。日常ネタも多いのだけれど、それより何かにチャレンジしたという内容が盛りだくさんで、その行動力にため息が出る。凄いなぁ。 いつメインタイトルの話が来るんだろうと思っていたら、全体を総括したタイトルで、それにはちょいと躓いた。 んで。2つ目読んだ辺りでもしやと思い、手を止め調べたら、文庫化したものを読んでいたみたいだ。こっちで書くこっちゃないんだろうけど、タイトル変えるのはほんどうかと思う。

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2012/04/08

トロさんも中年に入りなんか変に落ち着いた感じ。おっさんネタとマイホームパパ的な全体的にホノボノですね~。ちょっとインパクトにかけるかな。。。

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2011/06/30

何かを体験してそのレポートをするタイプのエッセイ。知的好奇心も満足できる・・・と言いたいが、即物的になるのであまり好きなタイプのものではない。 ネタがないのでネタ探してに出てるという感じがする。 などと悪口がいえないほどの行動範囲。 バッテイングセンター、エッセイ教室、お見合い...

何かを体験してそのレポートをするタイプのエッセイ。知的好奇心も満足できる・・・と言いたいが、即物的になるのであまり好きなタイプのものではない。 ネタがないのでネタ探してに出てるという感じがする。 などと悪口がいえないほどの行動範囲。 バッテイングセンター、エッセイ教室、お見合いパーティ、ゴルフ接待、縁切神社、座禅カフェ、国会傍聴、富士山頂、タカラヅカ、ロバのパン、父親の会、人間ドック、ラブホテル、ブラ男、ひとりカラオケ、ネットカフェ、マラソンなどなど。涙ぐましいまど行動的だ。 通して読むと北尾トロおじさんのチャレンジ精神に頭が下がるし、三枚目的な視点と分析力、観察力に好感のもてるものでした。 けどやっぱ、一番いいのは「妻への感謝を言葉にする」だったりしますね。

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2010/12/26

トロさんの本を久々に読んだ。 以前読んだ『君は他人に鼻毛が出てますよと言えるか』は タイトルの面白さとはウラハラに、 実際やるのはしんどい、というのを一緒に体感するかのようで 読みながらヒジョーに苦しかったんだが、 今回のチャレンジはライトで楽しいものが多くて安心。 緩い文章と絶...

トロさんの本を久々に読んだ。 以前読んだ『君は他人に鼻毛が出てますよと言えるか』は タイトルの面白さとはウラハラに、 実際やるのはしんどい、というのを一緒に体感するかのようで 読みながらヒジョーに苦しかったんだが、 今回のチャレンジはライトで楽しいものが多くて安心。 緩い文章と絶妙なツッコミがたまらなくイイ。 「日比谷公園の裸族」は若干似たようなことをダンナがやってる、らしい。 http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1669.html

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2010/09/04

幽体離脱したもう1人の自分が片方の行動をニヤニヤと見下して、ツッコミを入れている。または、行動でボケて、頭の中でつっこむ。そんな、Mr.1人漫才なトロ流文章が今回も爆発。 この本での著者の数々のチャレンジに目的などない。全力でスローボールを投げ、その結果なんて知ったこっちゃない...

幽体離脱したもう1人の自分が片方の行動をニヤニヤと見下して、ツッコミを入れている。または、行動でボケて、頭の中でつっこむ。そんな、Mr.1人漫才なトロ流文章が今回も爆発。 この本での著者の数々のチャレンジに目的などない。全力でスローボールを投げ、その結果なんて知ったこっちゃない。すばらしきオヤジ系脱力コラム。 毎度のことながら、この人の文章を読むと、ちょっとした元気をもらえる。

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2011/09/06

宮田珠己さんとか高野秀行さんのような「脱力系」、と呼んでいいのかなあ。「スローボール」だけど確かに「全力」だもの。でもやはりそのスタンスを敬意を込めて脱力系と言いたい。面白く読みました。

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2010/07/29

中年オヤジの悲しさ。若者にはなめられ、女子供には疎まれる。自分も将来こんな風になるのか~と落胆しつつも、こんなもんか~という安心感もあり…。日本のオヤジたちはなんだかんだで頑張っているようです。

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2011/07/19

面白い!今月は当たり(#^.^#)が多くて嬉しいなぁ。初めての北尾トロさん。ネット古書店を営みながらライター稼業も二足のわらじで、ということらしいのですが、このタイトルどおり、なんか、しょうもないことに全力で当たるそのギャップというか、気の抜け方がとても気持ちいいです。別に特別な...

面白い!今月は当たり(#^.^#)が多くて嬉しいなぁ。初めての北尾トロさん。ネット古書店を営みながらライター稼業も二足のわらじで、ということらしいのですが、このタイトルどおり、なんか、しょうもないことに全力で当たるそのギャップというか、気の抜け方がとても気持ちいいです。別に特別なことではないけれど、いざ、自分が、ということになると、おぉ、やったことなかったよぉ〜という経験をレポートされているのですが、幼稚園の父親同士の飲み会、とか、ゴルフ接待されてみる、とか、青春18切符を使って東京から山形県に行ってみるとか、真面目に書いていながら時折入る自分突っ込みがとても可笑しい。そして!!!一番好きだったのは、カルチャーセンターのエッセイ教室体験。受講内容もちょいと読ませるものでしたけど、何より課題で書かれたトロさんの二作品が「傑作」で!!タイトルは「我が家の序列」「虹」というものだったのですが、もちろんプロの手慣れ感は隠せないものの、すっごぉ〜〜く素人臭いんですよ。ご自分では、もっとモッサリしたエッセイを書きたかった。プロの哀しさで無難にまとめてしまった、と悲観されているけど(「出だしでぱっと引き込まれますね」と褒められても、それは職業病のようなもので嬉しくない、とか)トロさん初読者の私から見ても、これはトロさんの文章じゃないだろう〜〜と。レポートを丸々信じるのなら、プロを隠せなかった、ということなんでしょうけど、上手に素人ふうに書いてくれたんだとしたら、逆にプロってこういうこともできるのか、なんて。ちょっと追いかけてみたい作家さんになりました。結構、何冊か出ているみたいなので楽しみです。

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