最後の証人 の商品レビュー
2020年9月に上川隆也さん主演の2時間ドラマを見て、このシリーズの5作目のドラマ化と知って、まずは1作目を読んでみる。確かに面白い。すっかり騙された。文章読み易くていいわ。この話が最初にドラマ化されたようだが、見てないのが残念。上川さん、ピッタシやね
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おもしろかった。裁判の話の途中に被告人たちの過去のエピソードが挟み込まれ、事件の真相が少しずつ明らかになっていく。被告人は誰で、被害者は誰なのか。美津子と光治の気持ちがやるせない。真生と佐方の人物像もはっきりしていて好感がもてた。
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なるほど、そうきたかという2時間ドラマ的な面白い展開だった。 後に検事の本懐シリーズの第一作目となる本書、調べたらやはりドラマになっていた。 おそらく、ドラマより本書の方が面白いのではないかと思うのは、ある仕掛けのため。 昔のドラマだけど、見つけて観てみようかな。
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最初と最後では、犯人と思っていた人物がまるっきり逆で驚いた! たしかにどちらとも取れる表現をしていたのは、見事だった。 犯人が姑息に隠蔽した罪も、佐方によって裁かれスッキリしてよかった。
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被告が誰なのかもボカしたまま中盤へ、被告が男性だと分かってから、被害者を殺したのが誰なのか? 誰が証言台に立つのか、、、 子育て中の自分には鋭く刺さる内容でした。
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はまってしまっている 柚月裕子さん つい先日に 初めて「孤狼の血」を 読んでしまって(!)から 日々 ついつい手にしてしまう 柚月本 ひさしぶりに ドウドウドウ と 自分に「もうちょっと抑えて」 の言葉をかけながら… やはり 今日も手にしてしまった この「最後の証人」 十二分...
はまってしまっている 柚月裕子さん つい先日に 初めて「孤狼の血」を 読んでしまって(!)から 日々 ついつい手にしてしまう 柚月本 ひさしぶりに ドウドウドウ と 自分に「もうちょっと抑えて」 の言葉をかけながら… やはり 今日も手にしてしまった この「最後の証人」 十二分に練りこまれた 伏線と展開 (悪役も含めて)魅力的な登場人物たち どうだこれでもか! の 終章にさしかかる時のカタルシスが たまらない
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公判二日目までは被告人の顔がまったく見えなかったし、まあそういうことかなと思ってはおりました。それにしても、佐方弁護士の最終弁論は痛快だ。二日目までじっと反論を秘めて、一気に勝負に出る。「最後の証人」は登場するまで分からなかったけれど、なるほど、あの小憎たらしい警官の丸山をもってきたのか。佐方が事件の要因として7年前の交通事故にたどりついた思考と、そこからの調査がすばらしい。真生検察官も、どうあっても負けようがない事件に佐方が関わることを不安視しつつも、状況証拠をもって自分の論告に陶酔することなく、被告人のお粗末な行動に疑問を抱く余地が多分にあったわけね。ところで、島津は佐方に弁護士費用を支払うんだろうか?無罪判決ならば相当の成功報酬を支払うべきところだろうけれども・・・。てか、地獄に堕ちやがれ。
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「被告人は誰?」が巧妙にミスリードされている点、小泉喜美子さんの「弁護側の証人」と似てる?と思いつつ読み進めていたら、その通りの展開となった。妻を鬼畜の前に晒してかつ自死を幇助する高瀬光治の心理が正直理解を超えているが、何だかんだいっても筆力素晴らしく、ノンストップで読み終えました。佐方貞人シリーズの残りを読むのが楽しみ。
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展開が変わり??と感じながら読み進め、後に「なるほど」と腹に落ちる。それを繰り返し、一気に読み終えた。 裁きを受けるべきものが、裁かれるべき。凄腕に、正しく導かれんことを願う。
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