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家日和 の商品レビュー

3.9

441件のお客様レビュー

  1. 5つ

    89

  2. 4つ

    195

  3. 3つ

    97

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    2

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2025/03/02

久しぶりの小説に心がぽかぽかした。どれも何気ない日常を切り取ったものであり大きな起伏はないのだが、絶妙にスパイスが散りばめられており、ワクワクとして読み進められた。いかにもフィクションのような驚きはないが世の中こんなもんだよなと言う気持ちになりながら楽しませてもらった。

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2025/01/20

【サニーディ】 女性(主婦)を小馬鹿にする夫がでてくる! 「女は〜してればいいもんな」「いいよな暇で」 などこちらまで顔を顰める文言が沢山でてくる、 作者が男性なのがモヤモヤ。結局は家族という幸せを噛み締めれるよというオチだけど、好きじゃなかった! 普段自分が好きそうなあらすじで...

【サニーディ】 女性(主婦)を小馬鹿にする夫がでてくる! 「女は〜してればいいもんな」「いいよな暇で」 などこちらまで顔を顰める文言が沢山でてくる、 作者が男性なのがモヤモヤ。結局は家族という幸せを噛み締めれるよというオチだけど、好きじゃなかった! 普段自分が好きそうなあらすじで選んだり作者で本を選ぶから、読んでて「なんだこれ!むかつく!」という感情になることが少なかったからそれは新鮮だった。経験! 【ここが青山】 東京の青山が舞台の話かと思った。せいざんとよむらしい。主夫のはなし。この夫は好きな夫

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2024/12/07

面白すぎて3日の移動時間だけで読みきった。 間違いなく今年読んだ小説の中でぶっちぎりNo.1 家族をテーマにした話が5つあるんだけど、 どれもありそうで、でも素敵な夫婦関係で、 こんな人と出会えたら楽しいだろうなと思える夫婦像だった。 特にここが青山、家においでよが最高。 人...

面白すぎて3日の移動時間だけで読みきった。 間違いなく今年読んだ小説の中でぶっちぎりNo.1 家族をテーマにした話が5つあるんだけど、 どれもありそうで、でも素敵な夫婦関係で、 こんな人と出会えたら楽しいだろうなと思える夫婦像だった。 特にここが青山、家においでよが最高。 人生ベストに入る最高の話だった。

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2024/10/29

以前「短編工場」に入っていた「ここが青山」に心を打たれ、「家日和」を購入。 様々な家庭の様々な人間模様が描かれていて、それぞれの家庭にお邪魔しているような気持ちになった。 やはり「ここが青山」が1番好き。

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2024/10/02

好きなシリーズ。我が家の問題に比べると、家族というよりも家族との暮らしを通しておこったその人それぞれの人生を覗き見している感覚。

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2024/10/01

やさしい世界。 どの短編も、誰も不幸にならないし、くすっとするし、ほっこりした気持ちになれます。疲れてる時に何も考えず読めて元気もらえる作品です。

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2024/09/30

ほっこりほっこり 失敗しても家族 おちはないけど じんわりくる小さなエピソードのどれもが 秋の読書にちょうどいいのです

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2024/09/09

ほっこりした。特に「ここが青山」が良かった。子供が無邪気に『トウサン』というワードを言っていて面白かった。夫が外に出て働くては行けないという考えは古いと思う。

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2024/09/08

実際にありそうな夫婦、家族のお話。最後は暖かい気持ちになる短編集。あっという間に読み終えておりました。

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2024/08/28

著者は『空中ブランコ』などの伊良部シリーズを書かれており、この作品も面白い物語が展開されるのかと思い、手に取りました。 作品は短編集で、日々の暮らしの中のちょっとした瞬間に少しだけ心を揺るがす事があった人達の物語となっていました。作中の人物の心の動きや描かれている家庭環境が、現実...

著者は『空中ブランコ』などの伊良部シリーズを書かれており、この作品も面白い物語が展開されるのかと思い、手に取りました。 作品は短編集で、日々の暮らしの中のちょっとした瞬間に少しだけ心を揺るがす事があった人達の物語となっていました。作中の人物の心の動きや描かれている家庭環境が、現実のどこにでもありそうな場景であり、物語にすっと入り込みやすい内容となっていました。描かれ方も嫌な感じは覚えず、人物が抱く心境を理解できる表現でした。 作中でも『ここが青山』が特に気に入った作品でした。内容としては会社が倒産し、主夫となったサラリーマンの物語です。職を失った場合、不安を抱き次の仕事を探すため四苦八苦するものだと考えていました。しかし主人公は家事を自分の仕事として受け入れており、子供にとある野菜を食べさせるための弁当作りのアイデアを考えており『今自分がおかれている状況』で『自分がやりたい事・するべき事』を見出すまで適応していました。 職を失うことで周囲は同情や哀れみを抱いて接していましたが、主人公はマイナスに考えている様子も見られません。これは主人公が悲観的に捉えず、自分が何をするべきかと客観的に捉える視点が持てていたからなのかな…と推測しました。 自分はマイナスな物事が生じた際、どうしてこの状況になってしまったのか…と悲観的な思考に偏る事があります。作中の主人公のように、今置かれている状況を歪めずに捉え、何をすべきか・この状況の中で自分の居場所はここにあると思えるよう、心の広さを持てたら人生も生きやすくなるのかな…と思いました。

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