絶叫委員会 の商品レビュー

穂村弘【著】

2023/06/11

アンテナが鋭い人だなと思った。
日々の暮らしの中でよく見る言葉にスポットライトが当てられていて面白かった。
明日から人生が楽しくなりそう。

2022/10/07

表紙右上にも書いてある、「でも、さっきそうおっしゃったじゃねえか！」が好き。煌めく「ふざけんな」の世界へ、という考察も含めて好き。

2022/08/16

表紙の「でもさっきそうおっしゃったじゃねえか！」があまりにもキャッチーで。

全編通してクスクス笑えて良かった。
図書館で読むもんじゃない。

2022/07/13

(2022/7/8読了)
「野良猫を尊敬した日」を読んで、共感というか、ツボや思考回路があまりに自分と重なるので、続けて読むことに。
この本は、ず〜っと前に王様のブランチで紹介された時チェックしていた本でもある。
絶叫と言っても、特にジェットコースターで張り上げるような声や言葉が羅列しているわけではなく、あとがきを引用すると「名言的なものをやってみようという意図で始めたのですが、実際に書き進むうちに、名言というよりはもう少しナマモノ的な『偶然性によるポエム』についての考察にシフトしていきました」
ちょっと難しく説明してるけど、ゆるい、独り言以上の、つい出てしまった、その人なりの表現。
それを覚えてて、面白く展開させる穂村さん。そこについては、私とは全く違うな。
もし穂村さんと2人きりになったら、すごく盛り上がるか、沈黙が続くかどちらかだななんて妄想しました。

2020/02/19

「本を読んで笑う」っていう経験は、結構レアなのかしらん。本作を読んでいる最中、何度も声を出して笑う私に、同居人が、不思議そうな顔で「本読んで笑えるってすごいね」って言ってきたんですよね。

以下、実際の会話。

私「漫画読んだら笑うでしょ？」
彼「うん」
私「コメディ系の本とかエッセイ読んだことないだけじゃない？読んだら多分ふつーに笑えるよ」
彼「うーん。漫画には絵があるからな〜。文字だけ見て笑えるってのがなんか凄いよ」
私「？？？（わからない）」
彼「自分が面白いお笑いとかバラエティが文字になっても、多分笑えないもん、俺」
私「（わかる）」

で、実はこういうこと言われたの、初めてじゃないのです。以前にも同じようなことを、別の人達にも何度か言われた記憶があるんですよね。

とりあえずそういう人達にいいたいのは、

穂村弘は読みやすくていいよ(*^ω^*)

ってことくらいでしょうか。

全く本編関係ないレビューですね。
たまにはアリだと思います←←

おやすみなさい

2020/02/04

穂村弘さんの本は退勤後の電車で大体マスクして読んでいる。
普通に笑ってるので、マスクなしでは読めない。
小学生のネタがバカバカしくて好き。

2019/11/20

クスッと笑えるようなひと言、考えさせられるような不思議なフレーズなど、世の中には素敵な言葉がたくさんありますよね。

（ここから別人のコアラが記入）：この本、図書館で借りて読んでみました。作者の穂村さんが「偶然性による結果ポエム」というようなものが多くて楽しめました。ときに、どきっとするようなものもあり、ここをあの人はどんな顔して書きとめた/読んだのかな？と想像する楽しみも。

2019/05/06

牛山くんが教えてくれた。私にたくさんすきな本を聞いてくれた後に「なんかあるかなぁ」って考えて教えてくれた！
私が普段無意識に(?)よく周りの人のおもしろいと思ったことばたちをメモしているのだけど、この人はそれを作品にしているんだなぁと面白かった。私もいつか披露したいです、みんなのおもしろいことばたち。もっともっと敏感になって周りの人のことばに耳を傾けようと思いました。

2019/05/03

言葉への感度が天才的。誰かがちょっと変なことを言ったとして、普通なら勝手に脳内補完して素通りさせてしまうものを、立ち止まって反芻するのはさすが歌人。「。」をつけるかつけないか、「ガシャン」と「ダシャン」の印象の違いなど、、。とっても繊細な言葉の陰影を扱っているので、外界に惑わされない静かな場所で、一文字ずつ噛み締めながら読みたい。

2019/01/30

静止しながらブロックノイズみたいに崩れ去ってくせかいを
カマキリの目線で持って流しみしてるような人
という印象がある
世界には怖いもので溢れてるけど、
この人も怖いよ