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預言 の商品レビュー

2.6

11件のお客様レビュー

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2014/11/29

うーん。 境界性人格障害かテロリストか、どっちかの話にしたほうがよかったのでは(~_~;) ここ、ダニエル・キイスが頑張らなくてもいい領域ではなかろうか… 因みに、ムジャヒディン・ハルク(MEK)は、2012年9月、クリントン国務長官がテロ組織指定から外す方針を固めたらしいです。

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2013/11/17

サスペンス的でアクションが多く出てきて007のような内容でもあり、楽しく読むことができた。 後半の精神疾患をキーワードとした展開についていけなくなるような箇所もあったが、最後はとても切なく、物語として美しい終わり方だったように感じる。

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2012/10/26

あまりにもイスラム社会、異文化に対する非寛容さに、これがアメリカ人の一般的な感覚なのかとぞっとした。 キイス、好きだったのにな。

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2012/05/23

【注目(!)の小説】 若く美しく心を病んだ一人の女性の物語。『アルジャーノンに花束を』『24人のビリー・ミリガン』(←図書館にあります)の著者ダニエル・キイスにとって12年ぶり(!)の新作小説です。

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2012/05/08

主人公レイブン・スレイドは精神障害をもつ女性。これまでのダニエル・キイスの小説によく出てくるキャラクターだが、二つのテロリスト集団と国際情勢を絡め、謎解きサスペンスの様相を帯びた展開に・・。かなり面白く読めた。

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2011/12/03

「アルジャーノンに花束を」で有名なダニエル・キイスのスパイ小説。ダン・ブラウンの小説を彷彿とさせる暗号を解く鍵を握るのは解離性を伴う境界性人格障害に苦しむ主人公。彼女をめぐり2つのテロリスト集団とFBIが争奪戦を繰り広げる。そこに精神科医が現れて・・・。「あなたが憎い。でも、私を...

「アルジャーノンに花束を」で有名なダニエル・キイスのスパイ小説。ダン・ブラウンの小説を彷彿とさせる暗号を解く鍵を握るのは解離性を伴う境界性人格障害に苦しむ主人公。彼女をめぐり2つのテロリスト集団とFBIが争奪戦を繰り広げる。そこに精神科医が現れて・・・。「あなたが憎い。でも、私を捨てないで」。

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2011/10/29

人格分裂の美女がテロに巻き込まれて…。  ヒロインの背景たるテロが目立ちすぎて、心を描くキイス節が少し薄い。角膜炎で左眼がかすんでいるからなのか、少しノリが悪い状態で読み切ったのが悪かったのか、評価としては悪くなってしまった。   キイスの10年ちょっとぶりの最新作ということ...

人格分裂の美女がテロに巻き込まれて…。  ヒロインの背景たるテロが目立ちすぎて、心を描くキイス節が少し薄い。角膜炎で左眼がかすんでいるからなのか、少しノリが悪い状態で読み切ったのが悪かったのか、評価としては悪くなってしまった。   キイスの10年ちょっとぶりの最新作ということで期待したのだが、最初の数ページで一気に事件が起こりってな部分はとっても乗ったんだけれど、最終的には少し残念な結果に終わった。

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2010/09/10

この人にしては珍しいテロ組織サスペンスもの。得意分野である精神病患者の描写はもちろん、ミステリーとしてもなかなか良くできています。逆に言えば、少しできすぎな所が弱点でしょうか。

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2010/06/29

キイス12年ぶりの小説。といっても私はアルジャーノンしか読んだことがない。 出だしからテロ組織や暗号などが登場するように、この作品のジャンルを定めるのは難しい。 他の作品同様精神病患者の内心の葛藤を描いたものでもあり、謀略小説でもあり、パズラーでもあり……。 それを綺麗にまとめら...

キイス12年ぶりの小説。といっても私はアルジャーノンしか読んだことがない。 出だしからテロ組織や暗号などが登場するように、この作品のジャンルを定めるのは難しい。 他の作品同様精神病患者の内心の葛藤を描いたものでもあり、謀略小説でもあり、パズラーでもあり……。 それを綺麗にまとめられているかと言えば、お世辞にもできてるとは言えず、正直期待が高かったこともあり、残念。

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2010/06/14

「アルジャーノンに花束を」で有名なダニエル・キイスの12年ぶりの新作。 境界性人格障害と演技性人格障害を併せ持つアメリカ国籍の主人公・レイヴンがひよんなことからギリシャのテロ組織、17Nやイスラムテロ組織・MEKに拉致され、ギリシャ・アメリカ・イランという国に翻弄されながら、逃...

「アルジャーノンに花束を」で有名なダニエル・キイスの12年ぶりの新作。 境界性人格障害と演技性人格障害を併せ持つアメリカ国籍の主人公・レイヴンがひよんなことからギリシャのテロ組織、17Nやイスラムテロ組織・MEKに拉致され、ギリシャ・アメリカ・イランという国に翻弄されながら、逃亡するというストーリー。 アメリカを憎む様々な国のテロ組織とCIAの攻防が、主人公の病気と絡み合い、また17NやMEKなど実在する組織を題材にしていてとても興味深い。 しかしながら、扱う題材が多すぎて主人公の存在がかすみ、テーマがはっきりしない作品だなぁ…という印象で、残念です。 暗号がひっきりなしに出てきて、ちょっと某秘密結社ミステリー作品と個人的にかぶりました。 決して面白くなかったわけではありませんが、次回作に期待したいです。

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