手筋の隠れ家 の商品レビュー
【勝ちやすい次善手】 プロが解説する最善手は時に複雑だったり、間違えたときに頓死する危険性をはらんでいます。この本では「勝ちやすい次善手たち」というテーマでアマチュアでも使いやすく、優勢な局面では少々ゆっくりでも確実に勝ちに近づく手順を、劣勢な局面では少々危険でも逆転が起こりや...
【勝ちやすい次善手】 プロが解説する最善手は時に複雑だったり、間違えたときに頓死する危険性をはらんでいます。この本では「勝ちやすい次善手たち」というテーマでアマチュアでも使いやすく、優勢な局面では少々ゆっくりでも確実に勝ちに近づく手順を、劣勢な局面では少々危険でも逆転が起こりやすい手順が解説されています。 この本のテーマ自体、私のような素人には「待ってました!!」という内容なのですが、この本の特に素晴らしいところは各局面の考え方を「駒損でも飛車を成れば分かりやすい」「役目を終えた銀は受けに使う」など言葉で示しているところです。これにより、似たような局面で考え方を応用してその後の方針を考えられるようになっています。
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とにかく、アマチュア初段には特効薬的な効き目のある本。 ・序盤で有利になったはずなのに、駒がぶつかってからいつの間にか悪くなってしまう。 ・終盤には少し自信はあるんだけど、中盤までに差がついてしまって勝てない。 ・得意型を外されると、勝つ自信がない。 こんな方に最適です。 ...
とにかく、アマチュア初段には特効薬的な効き目のある本。 ・序盤で有利になったはずなのに、駒がぶつかってからいつの間にか悪くなってしまう。 ・終盤には少し自信はあるんだけど、中盤までに差がついてしまって勝てない。 ・得意型を外されると、勝つ自信がない。 こんな方に最適です。 中盤から終盤の入り口くらいでの「局面の判断基準」「その後の指し手の方針」がきっちりと書かれていて、「こんな風に考えれば良いのかぁ」と勉強になりました。 プロ的には形勢に差があっても、アマチュア的にはまだ勝ちきることが難しい局面は多々有ります。 そんな状況で、どういう方針で勝ちきるのか、逆転するにはどういうところに着目すべきなのかを、的確にアドバイスしています。 特に形勢が悪い時の指し手の進め方あたりは、物凄くタメになりました。 自分にとっては、「寄せの手筋200」並にオススメできる良い棋書です。
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