妖怪バリャーをやっつけろ! の商品レビュー
大阪市で自立生活センターの代表をつとめる平下耕三さん(44)は、骨形成不全症。幼い頃から「健常者に近づきたい」と思い続けてきましたが、施設入所をきっかけに、自分の中に障害に対する偏見があることに気づいたといいます。去年、子ども時代の体験をもとにした絵本を出版しました。社会の様々な...
大阪市で自立生活センターの代表をつとめる平下耕三さん(44)は、骨形成不全症。幼い頃から「健常者に近づきたい」と思い続けてきましたが、施設入所をきっかけに、自分の中に障害に対する偏見があることに気づいたといいます。去年、子ども時代の体験をもとにした絵本を出版しました。社会の様々な偏見やバリアを“妖怪バリャー“と名付け、兄弟で助け合いながらやっつけるという物語です。 出版社/著者からの内容紹介 ある子どもが悲しい思いをするのは、その子のせい? それとも、世のなかにバリアや偏見があふれているせい? 妖怪バリャーはバリアとそれが生む雲が大好き。ねっころがって、ぱくぱく食べては雲を増やして、障害をもつ兄弟の生活を脅かします。兄弟は自分たちで幸せをつかむため、助けあいながらバリャーに立ち向かいます。二人はバリャーをやっつけることはできるのでしょうか?実話をもとにした、明るくゆかいな絵とやさしくかつしっかりとした内容の文章で、社会モデルの考え方を子どもたちにわかりやすく伝える、はじめての絵本。社会モデルはWHOの国際生活機能分類に影響を与えた、これからの社会で重要になってくる考え方の一つです。大人向けのメッセージ、教員向けに絵本を授業でそのまま使えるよう分かりやすく解説した文章、妖怪退散お札付き。 内容(「BOOK」データベースより) この世のなかは、妖怪だらけ。みんなで楽しく暮らすため、妖怪バリャー(バリアのように人に悪さをする)をやっつけよう。主人公はきみだ。障害のある子どもが悲しい思いをするのは、その子のせい?それとも、世のなかにバリアや偏見があふれているせい?世界的に注目される新しい考え方、障害の社会モデル。妖怪退散お札付き。
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