エスノグラフィー入門 の商品レビュー
フィールドワークで最も簡単であり、かつ卒論まで考えられる本である。人類学分野が多いかもしれないが、エスノグラフィーとして他の分野でも十分に利用できる。質的研究を行なうための本として論文の作成の仕方としていい本である。これを教育分野としても十分に役立つと考えられる。
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質的研究とは人間、心、社会などについて数字ではなく、言葉や映像を用いて研究する立場の総称。現場力、概念力 問いを立てて、調べて、分析する。研究の重要な評価基準の1つにオリジナリティがある。
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文化人類学を始めてから最初に読んだ指南書。あれから何年も経って、フィールドワークを重ね調査・研究に「慣れ」てきても、読み直してみると、反省点や軌道修正する方法がいくつも見えてくる。今年は第5刷が発行された。刷が新しくなるたびに小さな修正が加えられ精度が増している。改定前の版を持っ...
文化人類学を始めてから最初に読んだ指南書。あれから何年も経って、フィールドワークを重ね調査・研究に「慣れ」てきても、読み直してみると、反省点や軌道修正する方法がいくつも見えてくる。今年は第5刷が発行された。刷が新しくなるたびに小さな修正が加えられ精度が増している。改定前の版を持っていても、修正点についてはweb上の「エスノグラフィー入門・プラス」(http://www13.ocn.ne.jp/~hoda/ethnography.html)にて確認できる。このサイトでは、著者の小田博志先生によってエスノグラフィーを学ぶための文献が紹介され、随時更新されている。
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フィールドワークの作法を計画段階から発表までフォローしている教科書.とても分かりやすく,であるが故に,少し物足りなさも感じた. 物足りなさは説明の不足云々というよりも,実際に現場に参与しなければならない,もしくは現場に参与すれば何か分かるはずだという淡い期待を抱いてしまうからだろう.筆者自身も,何もこの教科書でエスノグラフィーのありようが分かる訳ではないということを前提にしながら議論を進めている. 例えば,概念力を鍛えるという章の要旨は,自分が所与としている概念と現場で使われている概念の間には異なる体系の中に位置づけられているのだから,相対化することが必要であるし,そうすることを通じて,はじめて現場で使われている知識と実践が明らかになるというものだが,理解するだけなら簡単だろう.高校入試の問題にも散見されるような,文化の相対性という話に近い.しかし,現実にはそう考えることが難しいからこそ,教科書になっているのだろう.結局,理解は可能でも,実践ができるかというのとは話が違うということになる. 今後は,この教科書で紹介された良質な民俗誌などを参照しつつ,現場に出てみることを経た後でもう一度,教科書では該当事項がどのように記述されているのか,確認することが求められるだろう.
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口語で書いてあるため、この手の本にありがちな 堅苦しさがなくスラスラよめる。 技術だけでなく、心構えも記載してあるので 初めての一冊に最適。
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期待していたほど、質的研究の有効性を見出すことができなかった。 なんとなく理解した気になっていた“研究とは?”という問いについてやさしくわかりやすく示す本であったのだが。
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エスノグラフィーという手法を分かりやすくまとめた入門書。 「現場」で使える手法を念頭においた本書は、フィールドワークをするものにとって有用な気づきを与えてくれる。
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マーケティング手法・エスノグラフィーについて つらつらつらと書いてあるので、つらつらつらと読了。 現場の声は大切ですが、声にならない現場の声を 上手に拾い上げられたら、色んな意味で平等なのに。 と、思いました。 言ったもん勝ちではなく、言わないもん負けを いかに救うかが大切だと...
マーケティング手法・エスノグラフィーについて つらつらつらと書いてあるので、つらつらつらと読了。 現場の声は大切ですが、声にならない現場の声を 上手に拾い上げられたら、色んな意味で平等なのに。 と、思いました。 言ったもん勝ちではなく、言わないもん負けを いかに救うかが大切だと思います。 これエスノグラフィーとはあまり関係ありません。
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エスノグラフィーの入門書!学部生向けに書かれているということもあり、とても平易で、しかも何をすればいいのかがわかりやすく書かれています! 「入門書」といいつつも難解な本は世の中にたくさんあるけれど、これは教科書的に使えるいい本かなと思いました。
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