超革命的中学生集団 の商品レビュー
ライトノベルの元祖といわれるとかいわれないとか。1970年代発行、価格はなんと200円という、古い本だけど、内容にはべつに古臭さを感じず、価格にだけ時代を感じるという本だった。展開がまったく予想できないハチャメチャSFコメディ。読んだのは生頼範義氏イラストの角川文庫版。またイラス...
ライトノベルの元祖といわれるとかいわれないとか。1970年代発行、価格はなんと200円という、古い本だけど、内容にはべつに古臭さを感じず、価格にだけ時代を感じるという本だった。展開がまったく予想できないハチャメチャSFコメディ。読んだのは生頼範義氏イラストの角川文庫版。またイラストがいい味出していて・・・。いきなり普通の中学生があっという間に宇宙人に攫われて、ひょいと超人能力を授けられ、人類を守るとかどうとか、そのために資金稼ぎとか、経団連みたいな「企業防衛同盟」に狙われたりとかスケールは大きい。んでもって、主人公が超能力で得たのは売れっ子漫画家になる才能とか、変身するといえば性転換とか本当にアホらしくて笑えた。ラストもラストで、けっこうシャレた締めくくり方。
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