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野生の探偵たち(上) の商品レビュー

4.6

8件のお客様レビュー

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2023/04/28

これは面白い。詩人とかよく知らないし、登場人物が多すぎて誰が誰だかわからなくなるけど、どんどん読み進められる。

Posted byブクログ

2014/10/11

[ 内容 ] <上> 1975年の大晦日、二人の若い詩人アルトゥーロ・ベラーノとウリセス・リマは、1920年代に実在したとされる謎の女流詩人セサレア・ティナヘーロの足跡をたどって、メキシコ北部の砂漠に旅立つ。 出発までのいきさつを物語るのは、二人が率いる前衛詩人グループに加わった...

[ 内容 ] <上> 1975年の大晦日、二人の若い詩人アルトゥーロ・ベラーノとウリセス・リマは、1920年代に実在したとされる謎の女流詩人セサレア・ティナヘーロの足跡をたどって、メキシコ北部の砂漠に旅立つ。 出発までのいきさつを物語るのは、二人が率いる前衛詩人グループに加わったある少年の日記。 そしてその旅の行方を知る手がかりとなるのは、総勢五十三名に及ぶさまざまな人物へのインタビューである。 彼らは一体どこへ向かい、何を目にすることになったのか。 <下> 1976年、ソノラ砂漠から戻った二人の詩人、アルトゥーロ・ベラーノとウリセス・リマは、メキシコを離れ、それぞれヨーロッパに渡る。 その後、世界各地を放浪する二人の足取りは、メキシコに残ったかつての仲間たち、作家、批評家、編集者、トロツキーの曾孫、ウルグアイ人の詩人、チリ人密航者、アルゼンチン人写真家、ガリシア人弁護士、女ボディビルダー、オクタビオ・パスの秘書、大学教授など、実在・架空のさまざまな人物の口から伝えられる。 最後に少年の日記から明らかにされる二人の逃避行の理由とは?強烈な皮肉とユーモアに貫かれた、半自伝的傑作長編。 [ 目次 ] <上> <下> [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2013/09/26

メキシコの詩人たちのた物語。一章はあるメキシコ人学生の視点、第二章は「はらわたリアリスト」たちを様々な人々の視点から。二章が良かった。

Posted byブクログ

2012/06/22

まだ上巻しか読んでいない。 まず、その話の構成に惹かれたのでした。 ある少年の日記が第一部。 そしてその日記に登場する二人の詩人の旅の行方を、たくさんの人たちへのインタビューで構成する。 おおお、聞くだに面白そう。 と思って読み始めました。 誰がインタビューしてるのか、分から...

まだ上巻しか読んでいない。 まず、その話の構成に惹かれたのでした。 ある少年の日記が第一部。 そしてその日記に登場する二人の詩人の旅の行方を、たくさんの人たちへのインタビューで構成する。 おおお、聞くだに面白そう。 と思って読み始めました。 誰がインタビューしてるのか、分からない。 少年の名前も、分からない。 まだ何が浮かび上がってくるのかは分からないけど、 何だか読んでいると現代の話のはずなのに、私の頭の中は映画の「コレラ時代の愛」みたいなことになってました。 私のメキシコというか南米というか、ラテンというか、それらに対するイメージが貧困なためだと思われます笑。 でも、だんだん現代の若者の姿にシフトしていくと、そうか、メキシコってこういう感じなんだなーと思われてきます。 カラフルでちょっと重苦しくて、窮屈なところがあって、若者が感じるメキシコは私たちが感じる東京と大して変わらなかったりするのも。 とは「カントリーガール」の監督の話を聞いて思ったこと。 そんな見方もあるのだ。 いずれにせよ。 メキシコ、行ってみたいなあ。

Posted byブクログ

2010/10/21

登場人物が多くて、本を読み進めていくのが簡単ではなかった。 けれど、それを超える面白さ、味わいがある本である。

Posted byブクログ

2010/08/13

あぁ、なんと久し振りに味わった読書の快楽。 「どんな話?」と言われたら、「詩人達の青春」で括れてしまうけれど、あらゆるページに溢れる驚くべき「色」の種類と深み・厚みにノックアウトされる。

Posted byブクログ

2010/11/09

1975年大晦日、前年詩人グループ“はらわたリアリスト”を率いるアルトゥーロ・ベラーノとウリセス・リマは、メキシコ北部の砂漠地帯まで、実在した謎の女流詩人セサレア・ティナヘーロの足跡をたどる旅に出る。 そこでいったい何がおこったのか。 なぜ彼らは世界を放浪することになったのか。...

1975年大晦日、前年詩人グループ“はらわたリアリスト”を率いるアルトゥーロ・ベラーノとウリセス・リマは、メキシコ北部の砂漠地帯まで、実在した謎の女流詩人セサレア・ティナヘーロの足跡をたどる旅に出る。 そこでいったい何がおこったのか。 なぜ彼らは世界を放浪することになったのか。 はらわたリアリストメンバーだったある少年の日記(第Ⅰ部、第Ⅲ部)と、総勢53名にも及ぶ人々のインタビュー(第Ⅱ部)により三十数年の彼らの放浪の旅が点から線へと繋がっていく。 たくさんの人々のインタビューのなかからベラーノやリマの断片をつなぎ合わせて、浮かび上がってきた彼らはなんとも魅力的。無鉄砲で、でも繊細な、若き詩人たち。たくさんの声に耳をすませるうち、彼らの足取りを追うのに夢中になってました。 それにしても登場人物が多すぎて大変でした。 (ルペとキンがお気に入り) 下の方が張り付けてくれたこちら↓の登場人物表がとても役立ちましたので、わたしも張っておきます。 http://www.hakusuisha.co.jp/exlibris/2010/04/27/1725.html

Posted byブクログ

2010/05/12

長尺の小説だが、まったく飽きさせない。これだけいろんな話が詰まっていればそりゃそうだ。登場人物が多いため、こちらを参考にすると読みやすい。http://www.hakusuisha.co.jp/exlibris/2010/04/27/1725.html

Posted byブクログ