新人諸君、半年黙って仕事せよ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
・「自分をわかって」と主張しても始まらない →自分の存在証明をしたくなる。仕事を「する」のではなく「言う」という方法で 「くれ文」ではなく「与え文」を書く ・自分がやりたいことではなく、求められたことを、それでも自己ベストを尽くして高いレベルでやりきるしかないときがある。新人時代がまさにそのときである。 上司を理解しろ、そして、認めろ。 ・自分を一方的に責める「自虐おわび」は始末が悪い おわびの主役は相手にゆずれ ・過去、現在、未来のつながりで語ろう ・上手に自己アピールする方法 「報告」の義務を怠らない。報告はむしろ自分のメディア力形成のチャンス 同僚から質問されたり助けを求められたら丁寧に対応する。 ・話をわかりやすく伝えるこつ ひとつ前の情報、ひとつ先の情報をはなしてみる ・事実→考察→意見の三段構造で話せ ・事実を正しく伝えたいなら、面積の大きいところから話しなさい ・報告の主語をはっきりさせる →意見はみだりにはさまないこと。意見を述べるときは必ず「これは私自身の意見ですが」と報告の本文と区別して伝える ・集団を動かしたいなら、増やしたいところに反応しなさい →よい点を認め、励まし、増やしていく ・頻繁に口を挟まない ・職場で「自分をわかって」はタブー →自分のやりたいことは自分の中に持ち、その上で、上司のやりたいことを理解し、上司のやりたいことを一緒になって責任をもってやる。 ・目標を立ててみよう 1、自己理解 2、仕事理解 3、社会認識 4、目標設定 話すときは3→2→1→4の順番で ・雑用をいとわず、先輩や上司を支え、同僚の役にたってきた新人は知らない間に「自分の信頼性=メディア力」に貯金が貯まっている
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◆近い将来社会人となる皆さんへ◆ 小中高大と続いた学生生活から、一歩社会人として踏み出せば、それはもううまくいかないことなんて山ほどあります。 「どうせ自分はこの仕事に向いてないんだ…」そんな負の迷路にはまりこむ前に、ぜひこの本を読んでください。 職場も学校も違いはあれど、基本は...
◆近い将来社会人となる皆さんへ◆ 小中高大と続いた学生生活から、一歩社会人として踏み出せば、それはもううまくいかないことなんて山ほどあります。 「どうせ自分はこの仕事に向いてないんだ…」そんな負の迷路にはまりこむ前に、ぜひこの本を読んでください。 職場も学校も違いはあれど、基本は「コミュニケーション」。それがいちばん大事でいちばん難しい。そして、新人は「新人」ってだけで大変。 新人でなくても腑に落ちます。
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もう、仕事初めて10年とか経って、全然新人とかではないですが、読んでて考えさせられることが多い本です。 蔵書にして、たまに読み返してみるのも良いかもしれません。
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ほぼ日連載分の再編集版。 ついつい読んじゃうんだけど、内容はいつもほぼ同じ。 読むと「頑張らなきゃ」と思うことしきり。 いつも自分落ち込んでるのかな~。 部下としては上司のやりたいことを支援する。 場合によっては、それがおべっかに見えてしまってしょうがないこともあったけれど、会社...
ほぼ日連載分の再編集版。 ついつい読んじゃうんだけど、内容はいつもほぼ同じ。 読むと「頑張らなきゃ」と思うことしきり。 いつも自分落ち込んでるのかな~。 部下としては上司のやりたいことを支援する。 場合によっては、それがおべっかに見えてしまってしょうがないこともあったけれど、会社のあり方としてはそれが自然だよな…。 やりたいことをやるのは仕事ではない。 とかってどこかで見たなぁ、そういえば。 とりあえず明日からは無私を実行してみよう…。
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職場で最も通じる表現は、「成果を出す」こと。 誤解を受けた時は、「言った言わない」ではなく、もう一段深く行動する。 1) 相手の最大の関心事を発見する 2) それに対する意思表明を慎重にしっかりと 3) それにより相手と通じ合い信頼を回復する お詫びの三要素。1) 反省, 2) ...
職場で最も通じる表現は、「成果を出す」こと。 誤解を受けた時は、「言った言わない」ではなく、もう一段深く行動する。 1) 相手の最大の関心事を発見する 2) それに対する意思表明を慎重にしっかりと 3) それにより相手と通じ合い信頼を回復する お詫びの三要素。1) 反省, 2) 謝罪, 3) 償い お詫びの主役は自分ではなく相手である。関心を外へ、相手へ向ける。相手を追体験して、罪を悪かったと認め、申し訳ありませんと伝える。 自己紹介は、過去・現在・未来のつながりで語る。 1) 自分は過去どのような経験や思いから現在の仕事についたのか 2) 現在、何を重い、どんな仕事をしているか 3) 将来、仕事を通して何を目指すのか 「過去」は、その人の歴史であり、背景である。 「未来」は、その人のベクトルであり、志である。 伝えなければ伝わらない メールには、以下しか書いてはいけない。 1) どうニュアンスを込めて読もうとしてもブレない言葉 2) 10倍、100倍にして受け取られても支障がない言葉 逆に、以下は書いてはいけない。 1) 相手を少しでも否定・批判するような部分を含む話 2) ニュアンスが微妙な誤解されやすい話 3) 込み入った複雑な話 話を伝えやすくするにはコツ ひとつ前の情報を加える (今年の売上の前に去年の売上) ひとつ先の情報を加える(今の立ち位置、意味を明確にするのに役に立つ。4年後の組織を思い描いて、逆算して今必要なことを導き出す) 事実・考察・意見。多くの人が、事実から意見に飛んでいる。事実から、自分がどう考えたかの考察が、意見の説得力を増す。 考察の二つのコツ 「過去・現在・未来に視野を広げて考える」 「キーワードの提示」 報告について。 事実を順番に伝えるには、一番面積の大きいところから順に伝える 反省から入らない 印象や関心事から入らない 報告に自分の意見を混ぜてはいけない。意見を言う場合には、「これは私の意見ですが」と明らかにする。 リーダーシップ マイナスの反響に反応しない プラスの部分により反応する 良い点を認め、励まし、増やしていく 苦情 怖がらずに、つまり開いて相手に向き合う 頻繁に口をはさまない 相手がほんとうに伝えたいことは何かをつかむ。
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さすがの山田ズーニー氏。 タイトルはインパクト重視で頂けないが、中身はレベルが高い。 ビジネスにおけるコミュニケーションの本質を、 根っこのところからわかりやすい理論で解説しているのはありそうでなかなかない。
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新人諸君、というタイトルから、若手社員向けの本だと思いましたが、なかなかどうして中堅社員やリーダークラスでもためになることがいろいろ書かれています。 コミュニケーションについて記述が充実しています。話す、聞く、書く、等々それぞれの場面について良い例、悪い例が具体的に書いてあるので...
新人諸君、というタイトルから、若手社員向けの本だと思いましたが、なかなかどうして中堅社員やリーダークラスでもためになることがいろいろ書かれています。 コミュニケーションについて記述が充実しています。話す、聞く、書く、等々それぞれの場面について良い例、悪い例が具体的に書いてあるので理解しやすいです。
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タイトルだけでは買うことはなかったけど、山田ズーニーさんの本は全部揃えてるので購入。期待を大きく越える内容。新人だけじゃなく、全ての会社員にオススメ。
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