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死者の館に の商品レビュー

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2010/07/18

芸術史家スウィーニー・セント・ジョージのシリーズ第2作。 今回は、地元での事件。 ハーバード大学で教えている下っ端教授のスウィーニーは、服喪用装身具について警察から質問される。 それを着けていた死体は何とゼミの教え子の学生で、殺されていたと知り驚愕。 ボストンの名門パトナム家のブ...

芸術史家スウィーニー・セント・ジョージのシリーズ第2作。 今回は、地元での事件。 ハーバード大学で教えている下っ端教授のスウィーニーは、服喪用装身具について警察から質問される。 それを着けていた死体は何とゼミの教え子の学生で、殺されていたと知り驚愕。 ボストンの名門パトナム家のブラッドは、中でも熱心な生徒で好感を抱いていた。 19世紀のジュエリーがなぜそこに? ブラッドが生前スウィーニーに質問してきたことがあり、十分な答えをしてあげられなかった悔いのあるスィーニーは、専門知識を生かして、事件に入り込んでいく。 ブラッドの兄ジャックは彫刻家で、スウィーニーと惹かれ合う。 叔母アナの住む家は、スウィーニーが子供の暮らした祖母の家で、パトナム家からさほど遠くないという縁もあった。 前の事件で知り合ったイアンからは手紙が。 ケンブリッジ警察の刑事クインとも縁が出来そう?

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2010/07/11

前の本も読んだはずなのにちっとも思い出せないし、なんか入り込むのにやたらと苦労しました。疲れてたのかもしれないけど。 でも、入り込めたら、やっぱ面白かった。 こまごま書き込まれたミステリが好きなので、これも好きなタイプだけど、頭のなかでの舞台構築に時間がかかるわ。 次作も読みたい...

前の本も読んだはずなのにちっとも思い出せないし、なんか入り込むのにやたらと苦労しました。疲れてたのかもしれないけど。 でも、入り込めたら、やっぱ面白かった。 こまごま書き込まれたミステリが好きなので、これも好きなタイプだけど、頭のなかでの舞台構築に時間がかかるわ。 次作も読みたい。

Posted byブクログ

2010/07/04

うーん。 一作目の内容を思い出せないけど、期待はずれだったような。いろいろな「死の美術」に関するあれこれがストーリーにうまく絡みつかない。 なんか読み続けるのがつらい。挫折しそう。

Posted byブクログ

2010/06/27

 芸術史家スウィーニーシリーズの2作目。  ベットにしばりつけられて、モーニングジュエリー(服喪用装身具)をつけて殺された青年は、彼女ゼミの生徒だった。しかも、青年の実家は名門で…。  モーングジュエリーが絡んでいたし、自分の教え子だったから、という理由はおいても、「好奇心猫を...

 芸術史家スウィーニーシリーズの2作目。  ベットにしばりつけられて、モーニングジュエリー(服喪用装身具)をつけて殺された青年は、彼女ゼミの生徒だった。しかも、青年の実家は名門で…。  モーングジュエリーが絡んでいたし、自分の教え子だったから、という理由はおいても、「好奇心猫を殺す」という言葉をさしあげたいよ、スウィーニー。でもって、なんだかんだと周りも彼女に寛容的なのだ。  欠点をあげていくと、長いリストになりそうなスウィーニーなので、これと墓石の研究という知識欲とどっちが勝つかというところが、このシリーズを面白く感じるか否かなんじゃないかと思う。  にしても、いい男にすぐふらふらしたり、人の家の部屋を勝手にのぞいてあまつさえクローゼットを覗くっていうのは、ちょっといただけないですよ。  うむ。もしかして、この俗っぽいところがむしろ魅力になってるのか?  ミステリーとしては弱いなと感じるんだけど、全体的には面白いです。  知的好奇心をほどよく刺激してくれます。

Posted byブクログ