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まだ科学で解けない13の謎 の商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    5

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2011/09/18
  • ネタバレ

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題名が軽いのでトンデモ系満載かと思いきや、初っ端から暗黒エネルギーでかましてくれる硬派。科学がいかに真摯で謙虚であるかを示す良書。しかし、ホメオパシーは本当に問題になってきてるなぁ。

Posted byブクログ

2011/09/03

暗黒物質、常温核融合、自由意志、セックス、プラシーボ効果等の科学の変則事象に迫る。 何十年も掛けて研究に取り組む科学者という人種は、一見近寄り難い人々と思いがちだが、本書を読むと彼らも普通の人達と同じように、思い込みをしたり、過ちを犯し、大勢に流される、といったこともあることが...

暗黒物質、常温核融合、自由意志、セックス、プラシーボ効果等の科学の変則事象に迫る。 何十年も掛けて研究に取り組む科学者という人種は、一見近寄り難い人々と思いがちだが、本書を読むと彼らも普通の人達と同じように、思い込みをしたり、過ちを犯し、大勢に流される、といったこともあることが分かり、親近感を覚える。 人には自由意志など存在せず、脳の電気信号によって動かされてるだけかもしれないという説は衝撃的。 それぞれが壮大なテーマにも関わらず、流れるように読めるのは著者の構成力が素晴らしいからだろう。

Posted byブクログ

2011/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まあタイトル通り13個あるわけですが、そんなに書いてられないので、適当に。 1.いわゆるダークマターみたいのがなくても万有引力の法則をちょっと修正するだけで、銀河の回転速度とかを説明できるって話。 2.有性生殖が無性生殖よりも優位だという有意な差は実は認められていないらしいって話と、なぜ死ぬのかっていう話をまとめて、ミトコンドリアという酸素からエネルギーを取り出すシステムが体にあるせいじゃないかって説を提唱してたのが面白かった。呼吸によりエネルギーを得ることと引き換えに活性酸素種が発生する。で、ダメージがたまって死ぬ。このダメージを、次の世代に遺伝子を残す時には修復しておこうってのが有性生殖だ、みたいな話です。

Posted byブクログ

2011/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

科学の矛盾点や未解明の点を分かりやすく説明している良い本だと思います。 各章のつながりもあり,そして著者が実際に現地に行ったり,話を聞いた体験を基にしているので臨場感がある。  「自由意志」などない。というのが脳科学では常識だというのが,衝撃的だった。もうすこし他の本も読んで勉強していこうと思う。

Posted byブクログ

2011/03/19

一般に自明で疑いのないと何気なく思いこんでいる事柄、それが実は証明されておらず疑わしいことがあるということに気づかされる。多くの場合それは変則事象として見て見ぬふりをするが、それを無視せずに説明できたときに科学の大きなジャンプがあるということに強い説得力を感じる。 それらの謎を...

一般に自明で疑いのないと何気なく思いこんでいる事柄、それが実は証明されておらず疑わしいことがあるということに気づかされる。多くの場合それは変則事象として見て見ぬふりをするが、それを無視せずに説明できたときに科学の大きなジャンプがあるということに強い説得力を感じる。 それらの謎を筆者は完全に独立に話すのではなく、それぞれが連続した流れとしてストーリーが展開されていてとても興味深く読むことが出来ました。

Posted byブクログ

2011/03/06

難しいトピックもありますが、面白いです。 たとえば、自由意志という考え方。 自分の考えに基づいて行動しているつもりだけど、 実は、行動してから、あたかも自分の意思であるかのうように考えを後付けしていないか。

Posted byブクログ

2011/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「科学で説明できないことはない」と思っているあなた. それは間違い.世の中わからないことが多すぎる. 実はダークマターは存在していない?生命とは何なのか?なぜ生き物は死ぬのか? 宇宙の果てから墓場までの13項目について最新の「まだわからないこと」を解説する刺激的科学書です.

Posted byブクログ

2021/06/24

現在の主流学説でアノマリーとされる事象について解説し 科学の限界(?)や今後の展望を示している。 変則事項を知るにつれ 何か本質的な科学の展開が期待される。 まさにパラダイムシフトが プラシーボ、ホメオパシーにつづく最後の流れは考えさせられる。 かなり試験がやりやすそうなテー...

現在の主流学説でアノマリーとされる事象について解説し 科学の限界(?)や今後の展望を示している。 変則事項を知るにつれ 何か本質的な科学の展開が期待される。 まさにパラダイムシフトが プラシーボ、ホメオパシーにつづく最後の流れは考えさせられる。 かなり試験がやりやすそうなテーマに関わらず、 これだけ科学が発展しても、専門家が本気で調査しても、結論が出せないということに また、自由意志、死、セックスについては、同時期に読んだ本とも関連して興味深かった。

Posted byブクログ

2010/12/29

さすがにまだ科学で解けない謎だけあって、自分の頭では理解できないことが多かった本。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3215831.html

Posted byブクログ

2010/11/29

一般の人でも興味を持てるような宇宙、核融合、生命、自由意志、性、ホメオパシーなんて言うサイエンスの最先端を分かりやすく紹介している。単に説明するわけではなく、各分野における異常な現象(変則事象・アノーマリー)について取り上げ、その克服がパラダイムシフトを引き起こすことになるか、と...

一般の人でも興味を持てるような宇宙、核融合、生命、自由意志、性、ホメオパシーなんて言うサイエンスの最先端を分かりやすく紹介している。単に説明するわけではなく、各分野における異常な現象(変則事象・アノーマリー)について取り上げ、その克服がパラダイムシフトを引き起こすことになるか、と言う観点でまとめてある。個人的な興味にも関係するかと思うが、前半は面白かったが後半は少しだれてくる感じがした。

Posted byブクログ