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バタス の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2014/09/16

フィリピンの「プリズン・ギャング」のトップに登り詰めた日本人の実話。悪党の中の悪党。美しい国の裏社会で生きる人達。コワーイ。こういうの読んじゃうと「外国は危ない!」と又言われそう。

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2014/04/06

サラッと書いてあるけれども、凄すぎです。 刑務所の中では、お金が一番大事。配下の部下を養うために起業したり、売れる商品にするために改良したり、単なる塀の中の話ではありません。 ビビりの私は、とてもフィリピンには行けない。

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2013/12/30

今年最後に読んだ本です。フィリピンの刑務所で暮らす日本人の話。ノンフィクションです。入所してから異国の刑務所でボスになった犯罪者。。おもしろいですね~。

Posted byブクログ

2012/11/21

自由か! 何でもアリなんだね、刑務所の中って。商売をしてお金を稼いだり、家を建てたり、金さえあれば何でも手にはいる。キメキメで暴力的な囚人たちの中でトップに登りつめた日本人!すごいな大沢さん。頭が良くてアイデア豊富な彼の行動力と先読み能力、人脈。きっと人を惹きつける魅力があるんだ...

自由か! 何でもアリなんだね、刑務所の中って。商売をしてお金を稼いだり、家を建てたり、金さえあれば何でも手にはいる。キメキメで暴力的な囚人たちの中でトップに登りつめた日本人!すごいな大沢さん。頭が良くてアイデア豊富な彼の行動力と先読み能力、人脈。きっと人を惹きつける魅力があるんだろうなと思った。 随所で効率化を求めたり、現状をより良くする事を考えていて現地の人にはない発想をし、即行動に移す所がすごいと思う。どんな状況にあっても思考を止めてはだめなんだと思った。 もっと、面白い文章というか語り方だったらいいのに。ちょっと読みづらい。

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2011/08/24

フィリピン。この国の暗部が最も出る刑務所で『王』となった。一人の日本人の記録です。すさまじいカオスの世界です。あんまり万人にはオススメできません。 この本を最初に読み終えたあと、その内容のすさまじさとあまりのショックで、しばらく何も考えることができませんでした。この本の主人公、...

フィリピン。この国の暗部が最も出る刑務所で『王』となった。一人の日本人の記録です。すさまじいカオスの世界です。あんまり万人にはオススメできません。 この本を最初に読み終えたあと、その内容のすさまじさとあまりのショックで、しばらく何も考えることができませんでした。この本の主人公、大沢努は日本人でありながら、フィリピンはモンテンルパ刑務所のコマンダー。いうなれば『王』にまで登りつめた男です。 この手記を読んでいると、日本の刑務所なんかとは比べ物にならないほどの地獄が展開されていました。殺人、売春、麻薬とまさにカオスそのものです。こういう世界って本当にあるんですね。以前、あるドキュメンタリー番組でも、フィリピンの刑務所の様子が報道されましたが、あれはまったくのやらせなんだな、ということが本書からよく判りました。 ここに書かれていることがもし起こったとしたのならば、当然放送はできません。詳しいことは一度読んでいただけるとわかるのですが、とにもかくにも、まだ私たちの知らない、もしくはできることなら知りたくないそんな世界があるのだなということをこの本は教えてくれました。

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2011/05/22

フィリピンの刑務所に収監された日本人受刑者のノンフィクション。刑務所内で自分の居場所を作るための各瞬間での判断・行動には驚嘆させられる。日々の判断が人生に大きな影響を及ぼす重要さを感じた。

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2011/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 2011年1冊目。  252頁。  地元の図書館で借りた。  官僚の長男として生まれ、旅行代理店のトップセールスマンとなった日本人が、フィリピンで突然逮捕される。 拷問、そして死刑判決----そして待っていたのは、2万人が収容されるフィリピン最大の刑務所での、地獄の日常だった。 (Amazon内容紹介)  フィリピン最大の刑務所で、プリズン・ギャングの頂点に立った男の話。  フィリピンの刑務所事情はもちろんのこと、政治や犯罪事情についても知ることが出来た。  フィリピンという国のことをよく知らなかったが、正直なところここまで政治的な腐敗が深刻で、犯罪が横行しているとは思わなかった。  ただ、十数年に渡る獄中生活を250頁余りにまとめてあるので、物足りなさというか、若干の浅さを感じた。 p.17  日本の倫理になじまぬ魅力を求めてフィリピンを訪れたのなら、また望まざるこの国の倫理から逃れることもかなわぬ。 ●郷に入りては、郷に従え。たしかに海外を訪れる時は、常に相応のリスクを覚悟しておかなければいけないと思う。 p.49  フィリピンは、人脈が総ての社会だと大沢は言う。人脈とは、知人ではなく家族だ。「知り合い」の名称は金で買えるが、家族は汗と肉体でしか購えないとも。 p.148  なぜ、腹でなく、足でなく、額をかち割るのか。(中略)一度、額をかち割られた囚人には、永劫塞がれぬ盛り上がった傷跡が残る。かれは、毎朝、顔を洗う度に、見上げた鏡で額の疵を視認し、自らの失態を回想するのだ。 p.250  かれは紛れもない悪党であり、いつの時代も数多の悪党のうち、限られた者だけが人を惹きつけるという事実がある。 ●悪の道の極めれば、それが歴史となるのかもしれない。

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2010/08/24

フィリピンの刑務所でプリズン・ギャングのトップに立った日本人。 題材は非常に興味を引くが、内容は残念。 主人公へのインタビューのみで、ほぼ全編を構成しているので、 想像し難いフィリピンの刑務所を描くには、無理があるのでは?

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2010/06/14

女性が読むものとしてはちょっと過激な描写もありますので、読む方は少し注意をしてください。 興味本位で購入した本ですが、全てが新しい衝撃でした。「こんな場所、本当に存在していたのか?」と疑いを持ってしまう 限られた世界の中で、商売とは?ビジネスとは?組織とは?金とは?と、ただのビ...

女性が読むものとしてはちょっと過激な描写もありますので、読む方は少し注意をしてください。 興味本位で購入した本ですが、全てが新しい衝撃でした。「こんな場所、本当に存在していたのか?」と疑いを持ってしまう 限られた世界の中で、商売とは?ビジネスとは?組織とは?金とは?と、ただのビジネス本の枠にはおさまらない事がたくさん本書には記されている。 ぜひ、ビジネスという視点でもこの本を読んで欲しい

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2010/06/14

シャバと刑務所との差は日本もフィリピンもそんなに変わらないのかなと思った。映画グッドフェーローズに主人公たちが監獄に入れられてしまうシーンがあるけど、環境の差こそあれ雰囲気はあれに近いのかなと思う。

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